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1.3.2.1.1. 消費電力解析のための信号アクティビティー・データの生成
次の手順でシミュレーション信号アクティビティーを生成し、それを電力解析に使用します。
- デザインのフルコンパイルを実行するには、Processing > Start Compilationの順にクリックします。
- シミュレーション・ファイルの出力設定を指定するには、Assignments > Settings > EDA Tool Settings > Simulationの順にクリックします。Tool nameでシミュレーターを選択し、Format for output netlistおよびOutput directoryを選択します。
- Map illegal HDL charactersをオンにします。この設定は、EDA Netlist WriterにVHDLまたはVerilog HDLの不正な文字をマッピングするよう指示します。それにより、消費電力解析のためのより正確なデータが得られます。
図 6. シミュレーションに向けたEDA Tool Settings
- インテル® Stratix® 10デザインに向け、消費電力解析で使用する遅延のバックアノテーションを含むStandard Delay Output (.sdo) ファイルを生成するには、消費電力解析に向けたStandard Delay Outputの生成 を参照ください。
- インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアで、Processing > Power Analyzer Toolをクリックします。Power Analyzerタブが表示されます。
- Input fileの、Use input files to initialize toggle rates and static probabilities during power analysisをオンにし、Add Power Input Filesをクリックします。Power Analyzer Settingsページが表示されます。
図 7. 消費電力解析入力ファイルの指定
- 消費電力解析のための.vcdを指定するには、Addをクリックし、File name、Entity、Simulation periodを.vcdに指定します。
- 生成した.vcdで電力解析中にグリッチ・フィルタリングを有効にするには、Perform glitch filtering on VCD filesをオンにします。このオプションの詳細については、シミュレーションのグリッチ・フィルタリング を参照ください。
- 消費電力の解析を実行するには、Power AnalyzerタブのStartをクリックします。消費電力解析結果のトグルレートを確認します。