インテルのみ表示可能 — GUID: ems1548729209716
Ixiasoft
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2.2.6. PLLフィードバック・モード
PLLフィードバック・モードでは、クロック・ネットワークの遅延が補償され、出力クロックの立ち上がりエッジとPLLのリファレンス・クロックの立ち上がりエッジがアライメントされます。デザイン内のタイミング・クリティカルなクロックパスに対して、適切な補償のタイプを選択します。
PLL補償は必ずしも必要ではありません。補償が必要なければ、PLLのコンフィグレーションは、直接 (補償なし) モードで行います。直接モードでは、最良のPLLジッター性能が得られ、補償クロックリソースの不要な消費も回避できます。
デフォルトのPLLフィードバック・モードは、直接補償モードです。
I/O PLLでは、次のPLLフィードバック・モードをサポートします。
- 直接補償
- LVDS補償
- ソース同期補償
- 通常補償
- ゼロ遅延バッファー (ZDB) 補償
- 外部フィードバック (EFB) 補償
通常補償モードおよびソース同期補償モードでは、ルーティングされたコアクロックの挿入遅延が補償されます。FシリーズおよびIシリーズ・デバイスの場合、コアクロック補償を実現するには、I/O PLLの M カウンターから専用フィードバック・クロックをルーティングし、補償済みの C カウンター出力クロック・ネットワークの挿入遅延をエミュレートします。
インテル では、クロックリソースを最も効率的に使用するため、非専用フィードバック・メカニズムを推奨しています。