AN 886: インテル® Agilex™ デバイスのデザイン・ガイドライン

ID 683634
日付 1/07/2022
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ドキュメント目次

6.1.8.2.1. シリアル・コンフィグレーション・デバイス

表 62.  シリアル・コンフィグレーション・デバイスのチェックリスト
番号 チェック欄 チェックリストの項目
1   ASコンフィグレーション・モードを集積度の高いデバイスで使用する場合は、コンフィグレーション・デバイスが使用可能であり、ターゲットFPGAの集積度に対して十分な大きさがあるかどうかを確認してください。

クアッドSPIフラッシュデバイスは、シリアル・コンフィグレーション・デバイスとしてASコンフィグレーション・スキームで使用します。

シリアル・コンフィグレーション・デバイスのプログラミングは、 インテル® FPGAダウンロード・ケーブルIIおよび インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアを使用し、アクティブ・シリアル・インターフェイスを介して行います。

あるいは、サポートされているサードパーティー (BP MicrosystemsやSystem Generalなど) のプログラマー、またはSRunnerソフトウェア・ドライバーを備えたマイクロプロセッサーを使用します。SRunnerは、エンベデッド・シリアル・コンフィグレーション・デバイスのプログラミング用に開発されたソフトウェア・ドライバーです。設計者はそれをさまざまなエンベデッド・システムに合わせてカスタマイズすることができます。

シリアル・コンフィグレーション・デバイスでは、JTAGインターフェイスを直接サポートしていません。ただし、デバイスのプログラミングにJTAGダウンロード・ケーブルを使用する際に、 インテル® Agilex™ FPGAをブリッジとして、JTAGインターフェイスとコンフィグレーション・デバイスとの間で使用することができます。これにより、両方のデバイスで同じJTAGインターフェイスが使用できるようになります。

Quad SPIフラッシュデバイスをJTAGからプログラミングする際に インテル® Agilex™ FPGAをブリッジとして使用すると、標準ASインターフェイスを使用した場合よりも低速になります。