インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システム・コンポーネント・リファレンス・マニュアル

ID 683581
日付 8/05/2021
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ドキュメント目次

2.6.1.1. Auto-Place IP

Auto-Place IPタブのリストにあるペリフェラルは、イネーブルして、HPS I/OまたはFPGAに配線することができます。
図 26.  プラットフォーム・デザイナーのAuto-Place IPサブタブ
次のタイプのペリフェラルをイネーブルできます。
  • NANDフラッシュ・コントローラー
  • SD/MMCコントローラー
  • イーサネット・メディア・アクセス・コントローラー
  • USB 2.0 OTGコントローラー
  • I2Cコントローラー
  • UARTコントローラー
  • SPIマスター
  • SPIスレーブ
  • CoreSightのデバッグとトレース
  • GPIO

各HPSペリフェラルの詳細については、 インテル® Agilex™ ハード・プロセッサー・システムのテクニカル・リファレンス・マニュアル を参照してください。

各ペリフェラルの横にあるドロップダウン・メニューを使用して、各ペリフェラル・タイプの1つ以上のインスタンスをイネーブルできます。イネーブルすると、一部のペリフェラルには、その機能に固有のモード設定があります。ペリフェラルを選択したら、Apply Selectionsボタンをクリックして、選択したペリフェラルをイネーブルしてください。Apply Selectionsボタンをクリックすると、HPSコンポーネントがトリガーされ、イネーブル済みのペリフェラル信号がHPS I/Oに自動配置されます。これは、Advancedタブで選択済みの設定をオーバーライドします。この配置の結果は、Auto-Place IPタブの右側のI/O Selectionsセクションに表示されます。ペリフェラルの配置の失敗などのメッセージは、I/O Selectionsセクションのメッセージボックスに表示されます。

NAND、SD/MMC、またはTRACEペリフェラルがイネーブルされている場合は、オプションが追加され、HPS I/Oに配線されるインターフェイスの目的のビット幅を指定できます。EMACのいずれかがイネーブルされている場合、対応するInterfaceおよびPHY Optionsドロップダウンが使用可能になり、目的のEMACパラメーターを指定できます。