インテル® MAX® 10 FPGAシグナル・インテグリティー・デザイン・ガイドライン

ID 683572
日付 4/27/2021
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ドキュメント目次

ガイドライン: 電圧リファレンスのI/O規格に関する制約

次の制約は、VREFピンを使用する場合に適用されます。
  • 共有VREFピンをI/Oとして使用する場合、電圧リファレンスの入力バッファー (SSTL、HSTL、およびHSUL) はすべて無効になります。
  • 共有VREFピンを電圧リファレンスとして使用する場合は、該当するI/Oピンの入力バッファーを有効にして、電圧リファレンスのI/O規格を使用する必要があります。
  • 電圧リファレンスのI/O規格は、次のデバイスパッケージの次のI/Oバンクではサポートされません。
    • 10M02V36パッケージのすべてのI/Oバンク
    • 10M08V81パッケージのすべてのI/Oバンク
    • 10M50E144パッケージのバンク1Aと1B
  • バンク1Aと1Bを備えるデバイスにおいて、VREFピンを使用する場合は、共通のVCCIOをバンク1Aと1Bに供給する必要があります。
  • VREFピンの電圧リファレンス入力の最大数は、I/Oパッド総数の75%です。最大数を超えると、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアは警告を発行します。
  • 静的信号に使用するI/Oピンを除いて、電圧リファレンスではない出力はすべて、VREFピンから2パッド離して配置する必要があります。これに違反すると、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアはエラーメッセージを出力します。