インテル® MAX® 10 FPGAシグナル・インテグリティー・デザイン・ガイドライン

ID 683572
日付 4/27/2021
Public
ドキュメント目次

ガイドライン: 外部メモリー・インターフェイスのI/Oに関する制約

これらのI/O規則は、デザインで外部メモリー・インターフェイスを使用する場合に適用されます。

DQピンに隣接する2つのGPIOを無効にします

この制限は、 インテル® MAX® 10 10M1610M2510M4010M50デバイスにおいて、DDR3およびLPDDR2 SDRAMのメモリー規格を使用する場合にのみ適用されます。

表 11.  DDR3およびLPDDR2のメモリー・インターフェイス幅とデバイスパッケージ (DQピンに隣接する2つのGPIOは無効にします)次の表は、 インテル® MAX® 10 10M1610M2510M4010M50のデバイスパッケージと、DDR3およびLPDDR2のメモリー・インターフェイス幅の組み合わせを示しています。この場合は、DQピンに隣接する2つのGPIOピンを使用することはできません。
デバイスパッケージ メモリー・インターフェイス幅 (DDR3とLPDDR2のみ)
U324 x8
F484 x8、x16、x24
F672 x8、x16、x24

一部のデバイスでは、バンク内のI/Oの使用率を合計75パーセント以下にする必要があります

DDR3またはLPDDR2 SDRAMのメモリー・インターフェイス規格を使用する場合は、基本的に、バンクで利用可能なI/Oピン総数の最大75パーセントを使用することができます。この制約はそれぞれのデバイスで異なります。一部のデバイスパッケージでは、I/Oを100パーセントすべて使用することができます。デバイスのバンクあたりのI/O使用率がこの規則の影響を受ける場合は、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアはエラーメッセージを出力します。

DDR2のメモリー・インターフェイス規格を使用する場合は、I/Oピンの25パーセントを入力ピンとしてのみ割り当てることができます。