インテル® MAX® 10 FPGAシグナル・インテグリティー・デザイン・ガイドライン

ID 683572
日付 4/27/2021
Public
ドキュメント目次

ガイドライン: 1.0VのI/Oピンの配置制約

同時スイッチングノイズ (SSN) のI/Oピンへの影響を最小限に抑えるために、1.0V I/O周囲で使用されるI/Oピンの合計相互インダクタンス (Lm) が次の表のガイドラインを超えないようにします。
表 3.  1.0Vピン周囲のピンにおける合計Lmに関するガイドライン
周囲のピンのI/O規格 1.0Vピンとの位置関係 周囲のピンの合計Lm
1.0V 同じバンク内 バンク内の周囲のピンの合計Lm7.41nHを超えないようにします
隣接バンク内 隣接するバンクの周囲のピンの合計Lm7.41nHを超えないようにします
同じバンク内および隣接バンク内 両方のバンクの周囲のピンの総合計Lm7.41nHを超えないようにします
1.0V以外 隣接バンク内 隣接するバンクの周囲のピンの合計Lm1nHを超えないようにします

シナリオ例: 1.0Vピンがバンク3にあり、周囲のピンがバンク3と4にある場合

  • バンク3と4がどちらも1.0V - 両方のバンクにある周囲のピンすべての合計Lm7.41nHを超えないようにします。
  • バンク3が1.0Vで、バンク4が2.5V - バンク3にある周囲のピンの合計Lm7.41nHを超えないようにします。バンク4では合計Lm1nHを超えないようにします。