インテル® MAX® 10 FPGAシグナル・インテグリティー・デザイン・ガイドライン

ID 683572
日付 4/27/2021
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ガイドライン: データ入力ピン

データ入力信号では、高速なエッジレートの場合、広いデータバスで同時スイッチング入力 (SSI) ノイズの問題が発生します。

ノイズマージンは、信号のエッジではなくVIHまたはVILで測定されます。

表 1.   インテル® MAX® 10デバイスで推奨されるデータ入力信号の最大エッジレート 次の表は、I/OバンクのI/Oピンの使用割合に対して推奨される最大のデータ入力信号のエッジレートを示しています。
I/Oバンクの同時スイッチング・ピンの割合 推奨されるデータ入力信号の最大エッジレート
50%から100% 0.6V/ns
25%から49% 1.0V/ns
0%から24% 1.5V/ns
注: 入力ピンに隣接するピンがトグル出力として動作している場合、入力ピンへの入力信号のエッジレートは1.5V/ns以上の速度にする必要があります。

データ入力信号が推奨される信号エッジレートを超える場合は、クロック入力信号と同様のアプローチを適用し、シグナル・インテグリティーを向上させることができます。