AN 114:インテル® プログラマブル・デバイス・パッケージのボード・デザイン・ガイドライン

ID 683481
日付 10/09/2018
Public
ドキュメント目次

1.3.4.1. 1.00 mmフリップチップBGAおよび0.80 mm UBGA(BT基板) のPCBレイアウト例

次の図のブラインド・ビア・レイアウトで必要となるのは、2つのPCBレイヤーのみです。最初の2つのボールからの信号の配線は、直接最初のレイヤーを通します。3番目および4番目のボールからの信号の配線は、ビアを通して2番目のレイヤーに出します。5番目のボールからの信号の配線は、3番目および4番目のボール用のビアの下を通して2番目のレイヤーに出します。全部で2つのPCB層のみを必要とします。

これとは対照的に、次の図のスルービアのレイアウトでは3つのPCBレイヤーが必要です。これは、信号の配線はスルービアの下にはできないためです。 3番目および4番目のボールからの信号の配線は、ビアを経由して2番目のレイヤー出すことができますが、5番目のボールからの信号の配線は、ビアを経由して3番目のレイヤーに出す必要があります。この例では、スルービアではなくブラインドビアを使用することで、PCBレイヤーを1つ節約しています。

図 20. 1.00 mmフリップチップBGA用PCBレイアウト例これは インテル® Stratix® 10デバイスには適用されません。
図 21. 0.80 mm UBGA (BT基板) 用PCBレイアウト例