インテルのみ表示可能 — GUID: pvr1566295663815
Ixiasoft
4.6.4. ランダムな位置へのエラーの挿入
制約されたASD領域に従って、デバイス上のランダムな位置にエラーを挿入するには、Fault Injection Debuggerツールを使用します。
開始する前に、Fault Injection Debugger用のハードウェアをセットアップします。
- Fault Injection DebuggerツールのFault Injectionボックスで、Inject Faultをオンにします。
- LUTRAM Checkingチェックをオンにすると、LUTRAMでエラー・インジェクションが発生したときに警告メッセージが表示されます。
- フォールト・インジェクションを特定のイタレーション回数だけ実行する場合は、Run forを選択してイタレーション回数を指定します。
- StartをクリックしてからStopをクリックするまでフォールト・インジェクションを継続的に実行する場合は、次の手順を実行します。
- Run until stoppedを選択します。
- メニューから、Tools > Optionsを選択します。
- Optionsウィンドウで、Injection interval timeを指定します。
- Startをクリックします。
インテル® Quartus® Prime Messagesウィンドウには、挿入されたエラーに関するメッセージが表示されます。
- 挿入されたフォールトに関する詳細情報を表示するには、Read EMRをクリックします。
Fault Injection Debuggerは、エラー・メッセージ・キューの内容を取得し、Messagesウィンドウに表示します。
- Run until stoppedを選択した場合は、Stopをクリックしてフォールト挿入の実行を停止します。