Intel Agilex® 7 SEUの緩和ユーザーガイド

ID 683128
日付 4/10/2023
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ドキュメント目次

4.6.4. ランダムな位置へのエラーの挿入

制約されたASD領域に従って、デバイス上のランダムな位置にエラーを挿入するには、Fault Injection Debuggerツールを使用します。
開始する前に、Fault Injection Debugger用のハードウェアをセットアップします。
  1. Fault Injection DebuggerツールのFault Injectionボックスで、Inject Faultをオンにします。
  2. LUTRAM Checkingチェックをオンにすると、LUTRAMでエラー・インジェクションが発生したときに警告メッセージが表示されます。
  3. フォールト・インジェクションを特定のイタレーション回数だけ実行する場合は、Run forを選択してイタレーション回数を指定します。
  4. StartをクリックしてからStopをクリックするまでフォールト・インジェクションを継続的に実行する場合は、次の手順を実行します。
    1. Run until stoppedを選択します。
    2. メニューから、Tools > Optionsを選択します。
    3. Optionsウィンドウで、Injection interval timeを指定します。
  5. Startをクリックします。
    インテル® Quartus® Prime Messagesウィンドウには、挿入されたエラーに関するメッセージが表示されます。
  6. 挿入されたフォールトに関する詳細情報を表示するには、Read EMRをクリックします。
    Fault Injection Debuggerは、エラー・メッセージ・キューの内容を取得し、Messagesウィンドウに表示します。
  7. Run until stoppedを選択した場合は、Stopをクリックしてフォールト挿入の実行を停止します。