Intel Agilex® 7 SEUの緩和ユーザーガイド

ID 683128
日付 4/10/2023
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ドキュメント目次

4.4. 階層タグ付けのための領域の割り当て

タグ付け用のFPGA領域を定義するには、ASD領域をその位置に割り当てます。Design Partitions Windowウィンドウでは、デザイン階層の任意の部分にASD領域値を指定できます。
  1. インテル® Quartus® Primeメニューから、Assignments > Design Partitions Windowを選択します。
  2. Design Partitions WindowASD Region列が表示されていない場合は、ヘッダー行の任意の位置を右クリックして、ASD Regionをオンにします。
    図 9.  Design Partitions WindowASD Region
  3. パーティションのロジック・センシティビティーID値を0 から32の範囲で入力し、特定のASD領域に割り当てます。
    ロジック・センシティビティーIDは、パーティションに関連付けるセンシティビティー・タグを表します。
    • センシティビティー・タグ 1 は割り当てがないことを意味し、基本的なセンシティビティー・レベル、つまり「デザインで使用される領域」を示します。
    • センシティビティー・タグ 0 は予約済みで、未使用のCRAMビットを示します。パーティションを明示的に 0 に設定して、そのパーティションが重要ではないことを示すことができます。この設定では、パーティションがセンシティビティー・マッピングから除外されます。
    注: 複数のデザイン・パーティションに同じセンシティビティー・タグを使用できます。
デザインをコンパイルすると、 インテル® Quartus® Prime開発ソフトウェアは、.sof ファイルの生成中に標準の インテル® 16進数 (ビッグ・エンディアン) .smh ファイルとしてセンシティビティー・データを生成します。