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4.6.2. FPGA先行のコンフィグレーション
次の図で示しているのは、FPGA先行のコンフィグレーションを使用する場合の、QSPIからのコンフィグレーションの概要です。
図 13. FPGA先行のコンフィグレーションを使用したQSPIからのコンフィグレーション
次の手順が含まれます。
- ハードウェア・プロジェクトを インテル® Quartus® Primeでコンパイルして、SOFファイルを取得します。
- HPS FSBLソースコードをコンパイルしてHPS FSBL hexファイルを取得するか、事前コンパイルされたファイルを使用します。
- Programming File Generatorを使用して、次のファイルを作成します。
- JTAG Indirect Configuration (JIC) ファイル: フラッシュに書き込まれるコンフィグレーション・ビットストリームと、 インテル® Quartus® Prime Programmerがビットストリームをフラッシュに書き込むために使用するSDMヘルパーイメージが含まれています。
- [オプション] Raw Programming Data (RPD) ファイル: プレーンなバイナリー形式のコンフィグレーション・ビットストリームが含まれています。U-Bootなどのサードパーティー製のプログラマーでフラッシュに書き込むことができます。
- [オプション] Mapファイル: 人間が読める形式で実際のフラッシュの使用状況を記述します。
- インテル® Quartus® Prime Programmerを使用して、JICイメージをQSPIフラッシュに書き込みます。または、サードパーティー製のプログラマーを使用して、RPDイメージをフラッシュに書き込みます。
- MSELをQSPIに設定した後に、電源投入、電源入れ直し、または nCONFIG のトグルを行って、デバイスをQSPIからコンフィグレーションします。
- FPGAデバイスがコンフィグレーションされ、INIT_DONE の後にHPS FSBLも実行されます。