インテル® Agilex™ SoC FPGAブート・ユーザーガイド

ID 683389
日付 11/10/2021
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ドキュメント目次

4.6.3.2. グラフィカル・インターフェイスを使用したコンフィグレーション・ファイルの作成

次の例では、GUIモードでProgramming File Generatorを使用して、HPS先行のブートモード用のQSPIコンフィグレーション・ファイルを作成します。

  1. qpfgw コマンドを実行して、GUIモードでProgramming File Generatorを起動します。
  2. Device FamilyにIntel Agilexを選択します。
  3. Configuration modeActive Serial x4を選択します。
  4. Output Filesタブで、
    1. 出力ファイルのNameを「design」に変更します。
    2. Raw Binary File for HPS Core Configuration (.rbf) オプションをチェックします – その他はグレー表示されます。
    3. JTAG Indirect Configuration File for Periphery Configuration (.jic) サブオプションをチェックします。
    4. オプションで、Memory Map File (.map) サブオプションをチェックします。
    5. オプションで、Raw Programming Data (.rpd) サブオプションをチェックします。
    6. (上記でチェックした場合) Raw Programming Data (.rpd) サブオプションをクリックし、Editボタンをクリックして、Bit swapオプションを選択して「オン」にします。これにより、ファイルは、U-Bootなどのサードパーティー製のツールで使用可能な自然なバイト形式を使用できるようになります。
    インテル® Quartus® Prime Programming File Generatorウィンドウの表示は、次のとおりです。
    図 18.  インテル® Quartus® Prime Programming File Generator Pro Editionウィンドウ: Output Files
  5. Input Filesタブにクリックして切り替えます。Input Filesタブで、次の手順を実行します。
    1. Add Bitstreamボタンをクリックし、SOFファイルを参照して、Openをクリックします。
    2. 新しく追加した design.sof ファイルをクリックし、Propertiesをクリックします。HPS settings > Bootloaderセクションで、“..”参照ボタンをクリックし、HPS FSBL hexファイルの位置に移動して選択したら、Openをクリックします。
    インテル® Quartus® Prime Programming File Generatorウィンドウの表示は、次のとおりです。
    図 19.  インテル® Quartus® Prime Programming File Generator Pro Editionウィンドウ: Input Files
  6. Configuration Deviceタブにクリックして切り替えます。Configuration Deviceタブで、次の手順を実行します。
    1. Add deviceをクリックし、目的のフラッシュデバイス (この例ではMT25QU128) を選択して、OKをクリックします。
    2. 新しく追加したデバイスをクリックしてから、Add Partitionをクリックします。パーティション・ウィンドウで、Nameを「P1」のままにし、Input fileに「Bitstream_1 (design.sof)」を選択し、Pageを「0」、Address Modeを「Auto」のままにして、OKをクリックします。
    3. Flash Loaderで、Select.. ボタンをクリックし、Device FamilyIntel Agilexを選択して、Device NameAGFB014R24AR0を選択します。OKをクリックします。
    インテル® Quartus® Prime Programming File Generatorウィンドウの表示は、次のとおりです。
    図 20.  インテル® Quartus® Prime Programming File Generator Pro Editionウィンドウ: Configuration Device
  7. Generateボタンをクリックします。ファイルが生成されると、確認メッセージが受信されます。
  8. 必要に応じて、File > SaveまたはFile > Save Asに移動して、コンフィグレーションを .pfg ファイルに保存します。「quartus_pfg -c <filename.pfg>」のようなツールのコマンドライン・バージョンを実行して同じオプションを適用することにより、出力を再度生成できます。