インテル® FPGA SDK for OpenCL: カスタム・プラットフォーム・ツールキット・ユーザーガイド

ID 683085
日付 10/31/2016
Public
ドキュメント目次

2.3.8. aocl_mmd_set_interrupt_handler

aocl_mmd_set_interrupt_handler関数は、オープンされたデバイスに対して割り込みハンドラーを設定します。デバイス内部で非同期カーネルイベント関数は、オープンされたデバイスの割り込みハンドラーを設定します。デバイス内部で非同期カーネルイベント ( カーネルの完了など ) が識別されると、イベントのOpenCL™ランタイムに通知するために割り込みハンドラーがコールされます。
重要: このハンドラーが設定されるまで、カーネルからの割り込みは無視してください。

構文

int aocl_mmd_set_interrupt_handler( int handle,
                                    aocl_mmd_interrupt_handler_fn fn,
                                    void* user_data );

関数の引数

  1. handleaocl_mmd_open()コールで入手したボードへのハンドルを表す正のint値です。

  2. fn—カーネルの割り込みが発生した際に呼び出されるコールバック関数です。fn引数の型はaocl_mmd_interrupt_handler_fnで、次のとおり定義されます。
    typedef void (*aocl_mmd_interrupt_handler_fn)( int handle, void* user_data );

  3. user_datavoid*型のユーザー提供データで呼び出されるとfnに渡されます。

戻り値

関数が正常に実行された場合、戻り値は 0 です。

関数が正常に実行されなかった場合、負の戻り値はエラーを示します。