インテルのみ表示可能 — GUID: ewa1409318066345
Ixiasoft
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1.4.1. ボード・ハードウェアのデザイン
カスタム・プラットフォームの各ボードバリアントは、Quartus® Prime プロジェクトと、オフライン・コンパイラーにシステムを記述するboard_spec.xmlXMLファイルで構成されています。board_spec.xmlファイルには、カーネルへの接続に必要なインターフェイスが記述されています。オフライン・コンパイラーは、board_spec.xmlファイルからのデータに基づいてカスタム回路を生成します。次に、すべての非カーネルロジック用に作成した Qsys システムに OpenCL カーネルを組み込みます。
すべての非カーネルロジックのデザインを保持する必要があります。次のいずれかの方法で、 Quartus® Primeソフトウェアにデザインを保存することができます。
- 単一 HDL 階層の下にすべての非カーネルロジックを含んでいるデザイン・パーティションを作成し、パーティションをエクスポートします。例えば、board.qsys Qsys サブシステムを作成してエクスポートすることができます ( 下図を参照 )。トップレベルのsystem.qsys Qsys システムは、このエクスポートされたボードの Qsys サブシステムをインスタンス化することができます。
- デザイン・パーティションの外のすべてのロジックを保持する CvP (Configuration via Protocol) コンフィグレーション・スキームを実装します。この場合、カーネルロジックの周りにパーティションを作成するだけです。すべての非カーネルロジックを単一のトップレベル Qsys システムファイル(例えば、system.qsys) に配置できる可能性があります。
すべてのコンポーネントとシステムを記述するboard_spec.xmlファイルをSDKにデザインする必要があります。
- ボード Qsys システムの作成
Qsys サブシステムでボードシステムを作成するには、カスタム・プラットフォーム・ツールキットでboard.qsysテンプレートを変更する必要があります。 - 保証されたタイミングフローの確立
カスタム・プラットフォームの一部として、クリーン・タイミング・クロージャー・フローを有する非カーネルロジックにおけるデザイン・パーティションを提供します。