インテル® FPGA SDK for OpenCL: カスタム・プラットフォーム・ツールキット・ユーザーガイド

ID 683085
日付 10/31/2016
Public
ドキュメント目次

2.2.2. device

board_spec.xmlファイルのdeviceエレメントは、ボードデザインが使用するデバイスモデルとリソースを提供します。
XML コード例 :
<device device_model="5sgsed8k2f40c2_dm.xml">
   <used_resources>
     <alms num="45000"/> 
     <!-- ALMs used in final placement - ALMs used for registers -->
     <ffs num="117500"/>
     <dsps num="0"/>
     <rams num="511"/>
   </used_resources>
 </device>
表 12.  device エレメントでの属性
属性 説明
device_model アクセラレーター・ボード上で使用可能な FPGA リソースを記述するデバイスモデルのファイル名です。
used_resources カーネルがない場合に、ボードデザインが消費する ALM ( アダプティブ・ロジック・モジュール ) 、フリップフロップ、DSP ( デジタル・シグナル・プロセッサー ) ブロック、および RAM ブロックの数を インテル® FPGA SDK for OpenCL™ に通知します。すべてのボードロジックの周囲に定義されたパーティションを作成した場合、使用されたリソースデータは Fitter Report の Partition Statistics セクションから取得できます。

次のパラメーターから情報を抽出します。

  • alms num—これらのレジスターのみに使用されている ALM の数以外で使用されるロジック ALM の数です。この値は、Fitter Partition Statistics の [A] パートからの [a]+[b]+[d] に対応していなければなりません。
  • ffs num—フィリップフロップの数です。
  • dsps num—DSP ブロックの数です。
  • rams num—RAM ブロックの数です。