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1. Intel Agilex® 7 FPGA FシリーズおよびIシリーズのクロッキングおよびPLLの概要
2. FシリーズおよびIシリーズのクロッキングおよびPLLのアーキテクチャーと機能
3. FシリーズおよびIシリーズのクロッキングおよびPLLのデザインの考慮事項
4. Clock Control Intel FPGA IPコア
5. IOPLL Intel FPGA IPコア
6. IOPLL Reconfig Intel FPGA IPコア
7. Intel Agilex 7のクロッキングおよびPLLユーザーガイド: FシリーズおよびIシリーズのアーカイブ
8. Intel Agilex® 7クロッキングおよびPLLユーザーガイドの文書改訂履歴
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2.2.12. PLLリコンフィグレーションおよびダイナミック・フェーズ・シフト
1つのI/Oバンク内にはI/OバンクI/O PLLが2つあります。その位置は、1つは上部のサブバンク、もう1つは下部のサブバンクです。この2つのI/O バンクI/O PLLでは、I/O バンク内の同じIOPLL Reconfig IPポートを共有します。したがって、トップレベルのサブバンクにあるI/OバンクI/O PLLのみが、PLLのリコンフィグレーションとダイナミック・フェーズ・シフト用に実装可能です。ファブリック・フィードI/O PLLには独自のIOPLL Reconfig IPポートがあり、常時リコンフィグレーション可能です。
FシリーズおよびIシリーズ・デバイスでサポートするPLLリコンフィグレーションおよびダイナミック・フェーズ・シフトの機能は次のとおりです。
- PLLリコンフィグレーション: I/O PLLでは、M、 N、C カウンターおよび帯域幅をリコンフィグレーションできます。
- ダイナミック・フェーズ・シフト: I/O PLLでは、正または負の位相シフトを実行できます。複数の位相ステップのシフトが毎回可能です。1つの位相ステップは、VCO周期の1/8に相当します。