Intel Agilex® 7のクロッキングおよびPLLユーザーガイド: FシリーズおよびIシリーズ

ID 683761
日付 4/10/2023
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ドキュメント目次

2.2.1. PLLの機能

表 2.   FシリーズおよびIシリーズ・デバイスのPLL機能 (暫定)
機能 I/OバンクI/O PLL ファブリック・フィードI/O PLL
整数PLL あり あり
C 出力カウンター数 7 3
M カウンター分周係数範囲 4から160 4から160
N カウンター分周係数範囲 1から110 1から110
C カウンター分周係数範囲 1から512 1から512
専用外部クロック出力 2 あり
専用クロック入力ピン3 あり あり
外部フィードバック入力ピン あり
ソース同期補償 4 あり あり
直接補償 あり あり
通常補償 4 あり あり
ゼロ遅延バッファー補償 あり
外部フィードバック補償 あり
LVDS補償 あり
電圧制御発振器 (VCO) 出力によるDPAクロックの駆動 あり
位相シフト解像度5 78.125ps 78.125ps
プログラマブル・デューティー・サイクル あり あり
パワーダウン・モード あり あり
帯域幅の設定 低、中、高 中および高
スペクトラム拡散入力クロックの追跡 6 あり あり
表 3.  スペクトラム拡散入力クロッキングのサポート・プロファイル
スペクトラム拡散クロック・パラメーター 設定
変調周波数 200kHz
センターまたはダウンスプレッド ダウンスプレッド
周波数偏差 ± 1%
変調プロファイル 三角形
2 専用外部クロック出力の場合、IOPLL Intel FPGA IPコア経由の外部クロック出力ポートへのアクセスをイネーブルしてください。各I/OバンクI/O PLLに対して2つの専用外部クロック出力が使用可能です。
3 I/O PLLでは、専用クロック入力ピンのTrue Differential Signalingのみをサポートします。
4 この補償モードには、非専用フィードバック・パス・オプションが使用可能です。
5 最小位相シフトは、VCO周期を8で割った値によって決まります。度単位のインクリメントについては、FシリーズおよびIシリーズ・デバイスの場合、すべての出力周波数を少なくとも45°のインクリメントでシフトできます。周波数と分周パラメーターに応じて、より度数の小さいインクリメントも可能です。
6 入力クロックのジッターが入力ジッター許容仕様の範囲内であることが条件です。インテルでは、スペクトラム拡散サポート・プロファイルはダウンスプレッド、± 0.5%、Fmod = 200kHzを推奨します。