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1. Intel Agilex® 7 FPGA FシリーズおよびIシリーズのクロッキングおよびPLLの概要
2. FシリーズおよびIシリーズのクロッキングおよびPLLのアーキテクチャーと機能
3. FシリーズおよびIシリーズのクロッキングおよびPLLのデザインの考慮事項
4. Clock Control Intel FPGA IPコア
5. IOPLL Intel FPGA IPコア
6. IOPLL Reconfig Intel FPGA IPコア
7. Intel Agilex 7のクロッキングおよびPLLユーザーガイド: FシリーズおよびIシリーズのアーカイブ
8. Intel Agilex® 7クロッキングおよびPLLユーザーガイドの文書改訂履歴
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6.3.2. アドバンスト・モードのリコンフィグレーション
アドバンスト・モードでは、個々のI/O PLL設定のリコンフィグレーションは、IOPLL Reconfig IPコアを使用し、 Avalon® インターフェイスを介して行われます。
アドバンスト・モードのリコンフィグレーションは、上級者のみに推奨されます。このリコンフィグレーション・モードには制限事項がいくつかあり、コンフィグレーション・パラメーターを不正なコンフィグレーション設定に設定すると、I/O PLLのロックが失われ、デバイスの信頼性の問題が発生する可能性があります。インテルでは、 .mif ストリーミング・リコンフィグレーションの使用をお勧めします。
アドバンスト・モードのリコンフィグレーションを使用する際の制限事項は次のとおりです。
- コンフィグレーション設定が正当な値であることを確認し、I/O PLLが正当なコンフィグレーションになるようにする必要があります。コンフィグレーションが確実に正当なものになるようにするには、 IOPLL IPコア・パラメーター: Advanced Parametersタブ の表を参照して、正しいコンフィグレーション設定を確認してください。
- リコンフィグレーションする値が、I/O PLLの内部メモリー内の1バイトの一部でしかない場合は、読み出し - 変更 - 書き込み動作を実行して、バイトの残りのビットが上書きされないようにしてください。
- アドバンスト・モードのリコンフィグレーション後、I/O PLLの再キャリブレーションを手動でトリガーしてください。
注意:
コンフィグレーションに誤ったPLL設定を使用したり、間違ったビットのコンフィグレーションを実行したり、1バイトの一部のみを対象とした設定でバイト全体を上書きしたりすると、PLLがロックを失い、デバイスの信頼性の問題が発生する可能性があります。
アドバンスト・モード を使用してI/O PLLの再キャリブレーションを実行するには、次の手順を実行します。
- IOPLL Reconfig IPコアでAdvanced Reconfigurationオプションをイネーブルします。
- mgmt_address[9:8] = 2'b01に設定して、アドバンスト・モードのリコンフィグレーションを選択します。
- mgmt_address[7:0] のアドレスバス値と mgmt_writedata[7:0] のデータバス値を目的のPLL設定にします。
詳細については、 アドバンスト・モードのリコンフィグレーション用のアドレスバスとデータバスの設定 の表を参照してください。
- mgmt_write 信号を1 mgmt_clk サイクルの間アサートします。
- 手順1から手順3までを繰り返して、アドレスバスとデータバスの値を目的のI/O PLLリコンフィグレーション設定にします。
- I/O PLLのリコンフィグレーション完了後、I/O PLLの再キャリブレーションを手動でトリガーしてください。
I/O PLLの再キャリブレーションの詳細については、アドバンスト・モードを使用した再キャリブレーション のセクションを参照してください。