5.2. SDI Audio Extractの信号
以下の表に、SDI Audio Extract IPコアの信号を示します。
次の表は、クロックリカバリー入力信号と出力信号を示します。
信号 |
幅 |
方向 |
詳細 |
---|---|---|---|
reset | [0:0] |
入力 |
この信号はシステムをリセットします。 |
fix_clk | [0:0] |
入力 |
Include Clockパラメーターをオンにする場合は、この200MHzリファレンス・クロックをアサートします。 Include Clockパラメーターをオンにしない場合は、この信号をLowに結び付けます。 |
aud_clk_out | [0:0] |
出力 |
Include Clockパラメーターをオンにすると、コアはこの64 × サンプルレートのクロック (3.072MHzオーディオクロック) をアサートします。このクロックを使用して、同期モードでオーディオ・インターフェイスにクロックを提供します。 コアはこのクロックをデジタルで作成するため、ジッターレベルが高くなる傾向があります。 |
aud_clk48_out | [0:0] |
出力 |
Include Clockパラメーターをオンにすると、コアはこのサンプル・レート・クロックをアサートします。 |
aud_z | [0:0] |
出力 |
コアはこの信号をアサートし、Zプリアンブルを示します。 |
次の表に、ビデオ入力信号を示します。
信号 |
幅 |
方向 |
詳細 |
---|---|---|---|
vid_clk | [0:0] |
入力 |
ビデオクロックは通常、SD-SDI規格では27MHz、HD-SDI規格では74.25MHzまたは74.17MHz、3G-SDI規格では148.5MHzまたは148.35MHzです。vid_datavalidでは、より高いクロックレートを使用することができます。 |
vid_std | [1:0] |
入力 |
受信ビデオ規格を示します。3G-SDI、デュアル標準、およびトリプル標準モードにのみ適用されます。 この信号を設定し、次の形式を示します。
|
vid_datavalid | [0:0] |
入力 |
ビデオデータが有効な場合に、この信号をアサートします。 |
vid_data | [19:0] |
入力 |
この信号は、ルーマとクロマの情報を伝送します。 SD-SDI
HD-SDIおよび3G-SDI Level A
3G-SDI Level B
|
vid_locked | [0:0] |
入力 |
ビデオがロックされている場合に、この信号をアサートします。 |
次の表に、オーディオ入力信号および出力信号を示します。
信号 |
幅 |
方向 |
詳細 |
---|---|---|---|
aud_clk | [0:0] |
入力 |
このクロックは、抽出されたオーディオに同期する3.072MHzに設定します。 SD-SDI入力の場合、この動作モードでは、コアはビデオに同期するオーディオを抽出するように制限されます。HD-SDI入力の場合、このクロックをオプションの48kHz出力から生成する、もしくはオーディオをビデオに同期させる必要があります。 |
aud_ws_in | [0:0] |
入力 |
一部のオーディオレシーバーはワードセレクト出力を提供し、複数のオーディオ抽出コアのシリアル出力を揃えます。このような場合は、この信号をアサートしてオーディオ抽出の出力タイミングを外部から制御します。それ以外の場合は、0に設定します。この信号は、Highの状態で32 aud_clkサイクル、それに続いてLowの状態で32 aud_clkサイクルを繰り返すサイクルである必要があります。 |
aud_de | [0:0] |
出力 |
このデータイネーブル信号をアサートし、aud_wsおよびaud_data信号の情報が有効なことを示します。 同期モードでは、コアはこの信号を無視します。 コアは、このデータイネーブル信号をアサートし、aud_wsおよびaud_data信号の情報が有効なことを示します。 同期モードでは、コアはこの信号をHighに駆動します。 |
aud_ws | [0:0] |
出力 |
コアはこのワードセレクト信号をアサートしてデシリアライゼーションのフレーミングを提供し、チャネルペアの左または右のサンプルを示します。 |
aud_data | [0:0] |
出力 |
コアは、この信号をアサートしてAES出力モジュールから内部AESオーディオ信号を抽出します。 パラレルモードでは、この信号は32ビット幅です。 |
[31:0] |
出力 |
次の表は、SDI Audio Extract IPコアをプラットフォーム・デザイナー (スタンダード) でインスタンス化している場合のAvalon-STオーディオ信号を示しています。
信号 |
幅 |
方向 |
詳細 |
---|---|---|---|
aud(n)_clk | [0:0] |
入力 |
提供されるオーディオクロック。すべてのオーディオ入力信号は、このクロックに同期しています。 |
aud(n)_ready | [0:0] |
出力 |
Avalon-STレディー信号。デバイスでデータを受信可能な場合に、この信号をアサートします。 |
aud(n)_valid | [0:0] |
入力 |
Avalon-ST Valid信号。コアは、データを受信するとこの信号をアサートします。 |
aud(n)_sop | [0:0] |
入力 |
Avalon-STパケット開始信号。コアは、新しいフレームを開始する際にこの信号をアサートします。 |
aud(n)_eop | [0:0] |
入力 |
Avalon-STパケット終了信号。コアは、フレームの終了時にこの信号をアサートします。 |
aud(n)_channel | [7:0] |
入力 |
Avalon-STセレクト信号。この信号を使用して、特定のチャネルを選択します。 |
aud(n)_data | [23:0] |
入力 |
Avalon-STデータバス。このバスでデータを転送します。 |
次の表は、直接制御インターフェイス信号を示しています。直接制御インターフェイスは、SDI Audio Extract IPコアの内部にあります。
信号 |
幅 |
方向 |
詳細 |
---|---|---|---|
reg_clk | [0:0] |
入力 |
直接制御インターフェイスのクロック。 |
audio_control | [7:0] |
入力 |
この信号は、Audio Control Registerと同じ機能を果たします。 |
audio_presence | [7:0] |
入力 |
この信号は、Audio Presence Registerと同じ機能を果たします。 |
audio_status | [7:0] |
出力 |
この信号は、Audio Status Registerと同じ機能を果たします。 |
sd_edp_presence | [7:0] |
出力 |
この信号は、SD EDP Presence Registerと同じ機能を果たします。 |
error_status | [7:0] |
出力 |
この信号は、Error Status Registerと同じ機能を果たします。 |
error_reset | [15:0] |
入力 |
このポートの任意のビットをreg_clkで1サイクルの間Highに設定し、error_status信号の対応するビットをクリアします。 ビット [3:0] のいずれかを1クロックサイクルの間Highに設定すると、4ビット・エラー・カウンター全体がリセットされます。 |
fifo_status | [7:0] |
入力 |
この信号は、FIFO Status Registerと同じ機能を果たします。 |
fifo_reset | [7:0] | 入力 | reg_clkで1サイクル間Highに設定し、fifo_status信号のアンダーフローまたはオーバーフロー・フィールドをクリアします。 |
clock_status | [7:0] | 入力 | この信号は、Clock Status Registerと同じ機能を果たします。 |
csram_addr | [5:0] | 入力 | チャネルステータスRAMアドレス。選択したアドレスの内容は、reg_clkで1サイクル後にcsram_data信号で有効になります。 |
csram_data | [7:0] | 入力 | チャネル・ステータス・データ。この信号は、Channel Status RAMと同じ機能を果たします。 |