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3.2. SDI Audio Extract IPコア
SDI Audio Extract IPコアは、SDI IPコアからSD、HD、および 3G-SDIを受け入れ、埋め込まれたオーディオの1つのチャネルペアを抽出します。
埋め込まれたオーディオの形式は、次の規格に従っています。
- SMPTE272M-ABCD規格 (SD-SDI)
- SMPTE299M規格 (HD-SDI)
- SMPTE299M規格 (3G-SDI、暫定)
複数のチャネルペアを抽出する場合は、コンポーネントの複数のインスタンスを使用する必要があります。このIPコアは、サンプリング・レート48kHzのAESオーディオ形式をサポートします。
次の図は、SDI Audio Extract IPコアのブロック図を示しています。
図 2. SDI Audio Extract IPコアのブロック図
SDI Audio Extract IPコアは、次のコンポーネントで構成されます。
- オーディオ抽出コア
- Avalon-MMコントロール・バスのサポートを提供するレジスター・インターフェイス・ブロック
クロック・リカバリー・ブロックは、64 × サンプルレートのクロックを再生成します。これは、オーディオ出力ロジックのクロックに使用することができます。コンポーネントでは、200MHzのリファレンス・クロックからこのクロックを再生成するため、生成されるクロックのジッターが必要以上に高くなる場合があります。
デジタルPLLにより、この生成されたクロックを24kHzのリファレンス・ソースに同期させます。
HD-SDIのエンベデッド・オーディオでは、24kHzのリファレンス・ソースはエンベデッド・クロックの位相情報です。
SD-SDIのエンベデッド・オーディオで、エンベデッド・クロックの位相データが存在しない場合は、ビデオクロックから直接24kHzリファレンス信号を作成することができます。
次の図は、クロックリカバリーのブロック図を示しています。
図 3. クロックリカバリーのブロック図