6.2. SDI Audio Extractのレジスター
次の表に、SDI Audio Extract IPコアのレジスターを示します。
バイトオフセット |
レジスター名 |
---|---|
00h |
Audio Control Register |
01h |
Audio Presence Register |
02h |
Audio Status Register |
03h |
SD EDP Presence Register |
04h |
Error Status Register |
05h |
予約済み |
06h |
FIFO Status Register |
07h |
Clock Status Register |
08h-09h |
予約済み |
10h-3Fh |
Channel Status RAM (0×00)、(0×01)、... (0×2F) |
ビット |
フィールド名 |
アクセス |
説明 |
---|---|---|---|
Audio Control Register |
|||
0 |
Enable |
RW |
オーディオ抽出コンポーネントと内部AES出力を有効にします。 |
3:1 |
Extract pair |
RW |
コンポーネントが抽出するオーディオペアを定義します。次のような例があります。
|
4 |
Extract pair MSB |
RW |
3G-SDI Level A規格では、このフィールドでExtract pairフィールドを拡張し、将来的に32の埋め込みオーディオチャネルの実装を可能にします。 3G-SDI Level B規格の場合は、このフィールドで3Gマルチプレクスの半分のアクティブビデオを選択します。 |
5 |
Mute |
RW |
このレジスターをHighに駆動して、オーディオ出力をミュートにします。 |
7:6 |
未使用 |
— |
今後の使用に向けて予約されています。 |
Audio Presence Register |
|||
3:0 |
Data packet present |
RO |
SDIストリームで検出されたオーディオ・データ・グループを報告します。 次のビットは、検出されたオーディオグループの数に対応します。
|
7:4 |
Control packet present |
RO |
SDIストリームで検出されたオーディオ制御パケットを報告します。 |
Audio Status Register |
|||
3:0 |
Active channel |
RO |
オーディオ制御パケットのアクティブ・チャネル・フィールドの下位4ビットを反映します。 |
4 |
Asynchronous |
RO |
オーディオ制御パケットのRATE (サンプリング・レート) フィールドのasxビット (同期モードビット) を反映します。 |
6:5 |
Sample rate |
RO |
オーディオ制御パケットのRATEフィールドからサンプル・レート・コードのX1ビットとX0ビットを報告します。 |
7 |
Status valid |
RO |
オーディオ制御パケットがビデオストリームに存在する場合は1bに設定されます。 |
SD EDP Presence Register |
|||
3:0 |
EDP Present |
RO |
SD-SDIストリームで検出されたオーディオ拡張データグループを報告します。 |
7:4 |
未使用 |
— |
今後の使用に向けて予約されています。 |
Error Status Register |
|||
3:0 |
Error counter |
RW |
最後のリセット以降、最大15個のエラーをカウントします。このフィールドの任意のビットに1bを書き込み、カウンター全体を0にリセットします。 |
4 |
Ancillary CS fail |
RW |
補助パケット・チェックサムでエラーが検出されたことを示します。このビットは、このレジスターに1bを書き込みクリアされるまで、設定された状態で保たれます。 |
5 |
Ancillary parity fail |
RW |
少なくとも1つのパリティーフィールドでエラーが検出されたことを示します。
|
6 |
Channel status CRC fail |
RW |
チャネルステータスCRCでエラーが検出されたことを示します。このビットは、このレジスターに1bを書き込みクリアされるまで、設定された状態で保たれます。 |
7 |
Audio packet ECRC fail |
RW |
HDオーディオ・データ・パケットの一部を構成するECRCでエラーが検出されたことを示します。このビットは、クリアされるまで設定された状態で保たれます。クリアするには、このレジスターに1bを書き込みます。 |
FIFO Status Register |
|||
6:0 |
FIFO fill level |
RO |
オプションのAvalon-STオーディオ・インターフェイスが使用されている場合に、オーディオ出力FIFOまたはAvalon-STオーディオFIFOのデータ量を報告します。 |
7 |
Overflow/underflow |
RW |
このレジスタービットは、次のいずれかが発生した場合にHighになります (使用している出力モードに応じて)。
|
Clock Status Register |
|||
4:0 |
Offset |
RO |
生成されるオーディオの周波数を定義します。 |
6:5 |
未使用 |
— |
今後の使用に向けて予約されています。 |
7 |
74.17-MHz video clock |
RO |
ビデオクロックに同期する48kHz信号を作成するには、使用されているビデオ・クロック・レートが1か1/1.001かを検出する必要があります。1/1.001のビデオ・クロック・レートを検出すると、このフィールドはHighを返します。 |
Channel Status RAM |
|||
7:0 |
Channel status data |
WO |
チャネルステータスRAMへの、アドレス範囲10hから3Fhの読み出しアクセス。このフィールドは、Xチャネルのチャネルステータスの24バイト (アドレス10hから開始) と、Yチャネルのチャネルステータスの24バイト (アドレス28hから開始) を返します。 |