4.1. SDI Audio Embedのパラメーター
次の表に、SDI Audio Embed IPコアのパラメーターを示します。
パラメーター |
値 |
詳細 |
---|---|---|
Number of supported audio groups |
1、2、3、4 |
サポートされる最大オーディオ・グループ数を指定します。 各オーディオグループは、4つのオーディオチャネル (2つのチャネルペア) で構成されます。4つのチャネルすべてを同じサンプル周波数に指定する必要があります。 |
Async Audio Interface |
OnまたはOff |
オンにすると、非同期入力が有効になります。 このモードは、64 × サンプルレート以上のオーディオクロックをサポートします。 |
Parallel Audio Interface |
OnまたはOff |
オンにすると、32ビット・パラレル・インターフェイスを使用してAESデータをパラレルモードで送信します。 Async Audio Interfaceがオンになっている必要があります。 |
Frequency of fix_clk | 0、24.576、25、50、100、200 |
fix_clk入力の想定周波数を設定します。1/1.000または1/1.001のビデオレートの差を検出する際の周波数リファレンスとして使用されます。 このパラメーターを0に設定すると、fix_clkがLowに駆動されます。 インテル® Quartus® Primeプロ・エディションはこのパラメーターをサポートしません。 |
Include SD-SDI 24-bit support | OnまたはOff |
各オーディオグループのSD-SDI拡張データパケット (EDP) の埋め込みを有効にします。 |
Cleanly remove existing audio | 0、1、2 |
既存のエンベデッド・オーディオ・データの削除を可能にします。 1に設定すると、システムには、ビデオを遅延させ、SD-SDI、HD-SDI、または3G-SDI Level A規格から既存のオーディオを削除するための追加のストレージが必要になります。 2に設定すると、システムには追加ストレージが含まれ、既存のオーディオを3G-SDI Level B規格から削除します。 0を選択すると、このパラメーターはオフになります。 インテル® Quartus® Primeプロ・エディションはこのパラメーターをサポートしません。 |
Channel status RAM | 0、1、2 |
カスタムのチャネル・ステータス・データの保存を可能にします。 1を選択して単一のチャネルステータスRAMを生成する、もしくは2を選択して各入力オーディオペアに個別のRAMを生成します。 0を選択すると、このパラメーターはオフになります。 |
Frequency sine wave generator | OnまたはOff |
オンにすると、4つの周波数の正弦波ジェネレーターが有効になります。 この4つの周波数の正弦波ジェネレーターは、オーディオエンベダーのテストソースとして使用することができます。 |
Include clock | OnまたはOff |
オンにすると、ビデオクロックに同期する48kHzパルス・ジェネレーターが有効になります。48kHzパルス・ジェネレーターを使用して、サンプル・レート・コンバーターからデータを要求することができます。 Frequency Sine Wave Generatorパラメーターをオンにすると、コアには自動的にこのパルス・ジェネレーターが含まれます。 |
Include Avalon-ST interface | OnまたはOff |
オンにすると、SDI Clocked Audio Output IPコアが含まれます。 このパラメーターをオンにすると、Avalon-STインターフェイス信号が最上位に示されます。それ以外の場合は、オーディオ入力信号が最上位に示されます。 |
Include Avalon-MM control interface | OnまたはOff |
オンにすると、Avalon-MMコントロール・インターフェイスが含まれます。 このパラメーターをオンにすると、レジスター・インターフェイス信号が最上位に示されます。それ以外の場合は、直接制御インターフェイス信号が最上位に示されます。 |