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3.5. AESの形式
SDIコアでは、AES規格を使用しています。Audio Engineering Society (AES) は、European Broadcasting Union (EBU) とともに、AES/EBU規格として知られるデジタルオーディオ伝送規格を作成しました。AES規格は、デバイス間でデジタルオーディオ信号をシリアルに転送するためのデジタルオーディオ規格です。
AES形式を使用するには、64ビットのAESフレーム全体をシリアルに送信する必要があります。AESではプリアンブルをバイフェーズ・マーク・コードとして定義するため、4ビットに直接デコードすることができません。そのため、プリアンブルをX = 0000b、Y = 0001b、Z = 0010bに置き換える必要があります。この内部のAES形式では、オーディオサンプル (最大24ビット) とともにビットパラレル・データ・ワードをシリアル化します。その際は、最下位ビット (LSB) が最初に送信されます。
次の図は、内部のAES形式のタイミング図を示しています。
図 4. 内部のAES形式のタイミング図