インテル®高位合成 (HLS) コンパイラー プロ・エディション: ベスト・プラクティス・ガイド

ID 683152
日付 12/16/2019
Public
ドキュメント目次

7.1. 暗黙的データ型変換の回避

コンポーネントのコンパイルに -W conversion コンパイラー・オプションを使用する必要が特にあるのは、コンポーネントで浮動小数点変数を使用する場合です。

このオプションを使用すると、倍精度変数が不要な場合に、不注意で倍精度と単精度の値の間での変換が起こるのを回避するのに役立ちます。FPGAでは、倍精度の変数を使用すると、コンポーネントのデータ転送レート、レイテンシー、およびFPGAリソース使用率に悪影響を与える可能性があります。

Algorithmic C (AC) 任意精度データ型を使用する場合は、型の伝播規則に注意してください。