Arria 10におけるプロトコル経由のCvP初期化およびパーシャル・リコンフィギュレーション ユーザーガイド

ID 683871
日付 5/02/2016
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ドキュメント目次

4.3.5. CvPモード・コントロール・レジスタ

表 11.  CvPモード・コントロール・レジスタ(バイト・オフセット:0x220)
ビット 名称 リセット値 アクセス 説明
[31:16] 0x0000 RO 予約
[15:8] CVP_NUMCLKS 0x00 RW

それぞれのCvPデータ・ライトに送信するクロック数です

コンフィギュレーション・イメージに応じて以下のいずれかの値でこの領域を設定します。

  • 非圧縮で暗号化されていないイメージの場合0x01
  • 非圧縮で暗号化されたイメージの場合0x04
  • すべての圧縮されたイメージの場合0x08
[7:3] 0x0 RO 予約
[2] CVP_FULLCONFIG 1'b0 RW 値1は、コントロール・ブロックがPCI ExpressハードIPを含むFPGA全体をリコンフィギュレーションし、PCIeリンクを停止するリクエストを示します。
[1] HIP_CLK_SEL 1'b0 RW USER_MODE = 1でPLD_CORE_READY = 1の際、PMAとファブリック・クロック間で選択します。以下のエンコーディングが定義されています。
  • 1:CVP_MODEに必須のPMAからの内部クロックを選択する
  • 0:ソフト・ロジック・ファブリックからのクロックを選択する。この設定は、正しいクロックに接続するコンフィギュレーション・ファイルを使用しファブリックをUSER_MODEでコンフィギュレーションする場合にのみ使用すべきです。
CvP実行中にクロックの切り替えが存在しないことを確認するには、PCI ExpressハードIPが10 µs間アイドル状態のときにのみこの値を変更し、変更後、実行を再開する前に10 µs間待機すべきです。
[0] CVP_MODE 1'b0 RW PCI ExpressハードIPがCVP_MODEであるかNormalモードであるかを制御します。以下のエンコーディングが定義されています。
  • 1:CVP_MODEはアクティブです。FPGAコントロール・ブロックがアクティブとなるよう信号を送信し、すべてのTLPはコンフィギュレーション・スペースへ接続されます。CVP_MODEはCVP_EN = 0の場合イネーブル不可能です。
  • 0:IPコアはNormalモードで、TLPはFPGAファブリックへ接続されます。