Arria 10におけるプロトコル経由のCvP初期化およびパーシャル・リコンフィギュレーション ユーザーガイド

ID 683871
日付 5/02/2016
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4.3.8. Uncorrectable Internal Error Status Register

このレジスターは修正不可能な内部でチェックされたエラーのステータスをレポートします。Uncorrectable Internal Error Mask レジスターによって特定のエラーがイネーブルされると、そのエラーはPCI Express Base Specification 3.0 で定義されているUncorrectable Internal Errors (修正不可能な内部エラー) として処理されます。このレジスターはデバッグ専用です。このレジスターはカスタムロジックをドライブするためではなく、ビヘイビアーを観察するために使用します。

表 14.  Uncorrectable Internal Error Status Register (バイトオフセット:0x234)
ビット リセット値 アクセス 説明
[31:12] 0x00 RO 予約済み
[11] 1'b0 RW1CS 値1 は、ポステッドリクエストやCompletion セグメント内のRX バッファー・オーバーフロー状態を示します。
[10] 1'b0 RW1CS 値1 は、R2CSEB インターフェイスでパリティーエラーが検出されたことを示します。
[9] 1'b0 RW1CS 値1 は、Configuration Space からTX へのバス・インターフェイスでパリティーエラーが検出されたことを示します。
[8] 1'b0 RW1CS 値1 は、TX からConfiguration Space へのバス・インターフェイスでパリティーエラーが検出されたことを示します。
[7] 1'b0 RW1CS 値1 は、TX TLP でパリティーエラーが検出され、TLP が送信されないことを示します。
[6] 1'b0 RW1CS 値1 は、Application Layer が修正不可能な内部エラーを検出したことを示します。
[5] 1'b0 RW1CS 値1 は、修正不可能としてレポートされるコンフィグレーション・エラーがCvP モードで検出されたことを示します。CVP_MODE でCVP_CONFIG_ERROR がアサートされるたびにCVP_CONFIG_ERROR_LATCHED ビットが設定されます。
[4] 1'b0 RW1CS 値1 は、TX Data Link Layer によってパリティーエラーが検出されたことを示します。
[3] 1'b0 RW1CS 値1 は、RX からConfiguration Space へのバス・インターフェイスでパリティーエラーが検出されたことを示します。
[2] 1'b0 RW1CS 値1 は、RX バッファーへの入力でパリティーエラーが検出されたことを示します。
[1] 1'b0 RW1CS 値1 は、リトライバッファーの修正不可能なECC エラーを示します。
[0] 1'b0 RW1CS 値1 は、RX バッファーの修正不可能なECC エラーを示します。