インテル® Agilex™ F シリーズ・トランシーバー SoC 開発キットのユーザー ガイド

ID 683752
日付 9/30/2022
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4.1.5. DDR4タブ

DDR4 タブを使用すると、ボード上の DDR4 メモリを読み書きできます。 DDR4 SODIMM モジュールを単一のCON1ソケットに差し込み、BTS から EMIF デザインをダウンロードします。

図 14. DDR4タブ

以下の項で、DDR4タブのコントロールについて説明します。

Start

Startコントロールは、DDR4メモリー・トランザクションのパフォーマンス解析を開始します。

Stop

トランザクション パフォーマンス分析を終了します。

パフォーマンス・インジケーター

これらのコントロールは、最後にStartをクリックしてから収集された現在のトランザクション性能解析情報を表示します。
  • Write、Read、Totalパフォーマンス・バー—要求されたトランザクションが達成できる理論上の最大データ・レートの割合を表示します。
  • Write (MBps)、Read、(MBps)Total (MBps)—解析されたデータのバイト数を秒単位で表示します。
  • データバス:72ビット(8ビットECC)幅で周波数が100 MHzのダブル・データ・レートです。ピンあたり2133 Mbps(Megabits per second)です。136512 Mbpsまたは17064 MBpsの理論上の最大帯域幅に相当します。

Error Control

このコントロールでは、解析中に検出されたデータ・エラーを表示し、またエラーを挿入することができます。
  • Detected errors—ハードウェアで検出されたデータ・エラーの数を表示します。
  • Inserted errors—トランザクション・ストリームに挿入されたエラーの数を表示します。
  • Insert Error—ボタンをクリックするたびに、トランザクション・ストリームに1ワードのエラーを挿入します。Insert Errorは、トランザクションのパフォーマンス解析中にのみイネーブルされます。
  • Clear—Detected errorsおよびInserted errorsカウンタを0にリセットします。

書き込みおよび読み出しのアドレス数

読み出しおよび書き込みのそれぞれの繰り返しで使用するアドレス数を決定します。