AN 813: PCI Express* リファレンス・デザインを使用した Arria® 10デバイスの階層的なパーシャル・リコンフィグレーション

ID 683730
日付 9/24/2018
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ドキュメント目次

1.2.4. リファレンス・デザインの立ち上げ

リファレンス・デザインは次のウェブサイトで利用可能です。

https://github.com/intel/fpga-partial-reconfig

リファレンス・デザインにアクセスするには、ref_designsサブフォルダーに移動します。 a10_pcie_devkit_cvp_hprフォルダーをLinuxシステムのホーム・ディレクトリーに直接コピーします。

ボードでリファレンス・デザインを立ち上げるには、次の手順に従ってください。
  1. ホストマシーンで利用可能な PCIe* スロットに Arria® 10 GX FPGA開発ボードを差し込みます。
  2. ホストマシーンのATX補助電源コネクターを開発ボードの12 V ATX入力J4に接続します。
  3. ホストマシーンに電源を投入します。
  4. FPGA開発ボードへのmicro-USBケーブルの接続を確認します。JTAGチェーンを実行する他のアプリケーションが使用されていないことを確認してください。
  5. システムの a10_pcie_devkit_cvp_hpr/software/installationフォルダーに移動します。
  6. ボードの既存のファクトリー・イメージをリファレンス・デザインで上書きする場合、flash.plスクリプトを実行します。
  7. 接続したデバイスのJTAGケーブル番号を引数としてスクリプトへ渡します (例、perl flash.pl 1)。
    このスクリプトを実行すると、flash.pofファイルの内容でデバイスがコンフィグレーションされます。このパラレル・オブジェクト・ファイルは、output_filesディレクトリーに存在する a10_pcie_devkit_cvp.sofファイルに直接由来します。flash.pofファイルは、リファレンス・デザインへのベースイメージとして動作します。
    注: このスクリプトを実行する前に、デザインのコンパイルに問題がないことを確認してください。
  8. ホストマシーンを再起動します。