Intel Agilex® 7コンフィグレーションのユーザーガイド

ID 683673
日付 4/28/2023
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ドキュメント目次

3.1.7.3.1. PFL II IP コアを使用した Avalon-ST コンフィグレーションの制御

CPLDのPFLロジックは、いつコンフィグレーション・プロセスを開始するかを判断し、フラッシュメモリー・デバイスからデータを読み出し、また、アルテラFPGA をPSもしくはSTコンフィグレーション方式でコンフィグレーションします。
図 28. フラッシュメモリーのデータを使用したFPGAコンフィグレーション

PFL IPコアを使用して、フラッシュ・メモリー・デバイスをプログラミングするか、FPGAをコンフィグレーションするか、またはその両方を行うことができます。ただし、次の条件のいずれかがデザインに当てはまる場合は、両方の機能を実行するために、個別のPFL機能を作成してください。

  • フラッシュデータ変更の頻度が低い場合
  • アルテラのCPLDにアクセスするJTAGまたはインシステム・プログラミング(ISP)を持つ場合。
  • Intel FPGA以外のデータを使用してフラッシュ・メモリー・デバイスをプログラミングする場合。例えば、フラッシュ・メモリー・デバイスにはASSPの初期化ストレージが含まれています。PFL II IP コアを使用して、次の目的でフラッシュ・メモリー・デバイスをプログラムできます。
    • 初期化データを書き込む
    • ホスト ロジックによる読み取りおよび初期化制御を実装するためのデザイン ソース コードを保存する