MAX 10 FPGA開発キット・ユーザー・ガイド

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ID 683460
日付 11/06/2015
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ドキュメント目次
ドキュメント目次 x
1. このボードについて 2. 使用開始に際して 3. ボード・テスト・システム 4. ボード・コンポーネント A. 追加情報
1. このボードについて x
1.1. 概要 1.2. ボードの取り扱い
2. 使用開始に際して x
2.1. Quartus IIウェブ・エディション・ソフトウェア 2.2. 開発キットのインストール 2.3. USB-Blasterドライバのインストール 2.4. ボード・アップデート・ポータル
3. ボード・テスト・システム x
3.1. Configureメニューの使用 3.2. System Infoタブ 3.3. GPIOタブ 3.4. Flashタブ 3.5. HSMCタブ 3.6. DDR3タブ 3.7. ADCタブ 3.8. HDMIタブ 3.9. Sleep Modeタブ 3.10. パワー・モニタ 3.11. クロック・コントロール
4. ボード・コンポーネント x
4.1. このボードについて 4.2. 主要なデバイス 4.3. コンフィギュレーション 4.4. ステータス・エレメント 4.5. 設定エレメント 4.6. 汎用ユーザー入出力 4.7. クロック回路 4.8. コンポーネントとインタフェース 4.9. メモリ 4.10. 電源分配システム
4.3. コンフィギュレーション x
4.3.1. Quartus II Programmerの使用 4.3.2. 内部コンフィギュレーション手法の選択 4.3.3. スイッチおよびジャンパの設定
4.7. クロック回路 x
4.7.1. オンボード・オシレータ 4.7.2. オフボード・クロック入出力
4.8. コンポーネントとインタフェース x
4.8.1. 10/100/1000イーサネットPHY 4.8.2. デジタル-アナログ・コンバータ 4.8.3. HDMIビデオ出力 4.8.4. HSMC 4.8.5. Pmodコネクタ 4.8.6. USB - UART変換器
4.9. メモリ x
4.9.1. DDR3リビジョンB ボード 4.9.2. DDR3リビジョンCボード 4.9.3. フラッシュ
A. 追加情報 x
A.1. ボードおよびユーザー・ガイドの改訂履歴 A.2. コンプライアンスと適合に関して
A.2. コンプライアンスと適合に関して x
A.2.1. CE EMI適合への注意
1. このボードについて
2. 使用開始に際して
3. ボード・テスト・システム
4. ボード・コンポーネント
A. 追加情報

3.11. クロック・コントロール

MAX® 10 FPGA開発ボードのクロック・コントロール・アプリケーションは、プログラマブル・オシレータを10 MHzから810 MHzの間の任意の周波数にセットします。周波数は、小数点以下8桁の精度をサポートします。

クロック・コントロールはJTAGバスを介してボード上のMAX IIデバイスと通信します。プログラマブル・オシレータは2線式シリアル・バスを介してMAX IIデバイスに接続されています。

図 16. Si570タブ
コントロール 概要
Serial Port Registers 周波数コンフィギュレーション向けSi570レジスタの現在の値を示します。
Target frequency (MHZ) クロック周波数を指定できます。有効な値は10から810 MHzの間で、小数点以下8桁までの精度で指定できます。例えば、421.31259873は100 ppm（parts per million）以内におさまります。Target frequencyコントロールはSet New Freqコントロールと連携して動作します。
fxTAL シリアル・ポート・レジスタの値に基づいて計算された内蔵の固定周波数水晶発振子を示します。
Default アクティブなタブに対応するオシレータの周波数をデフォルト値に戻します。ボード電源の再投入によってもデフォルトに戻ります。
Read アクティブなタブに対応するオシレータの現在の周波数設定を読み出します。
Set New Freq 選択したクロック向けのプログラマブル・オシレータの周波数を、プログラマブル・オシレータのTarget frequencyコントロールの値に設定します。周波数の変更が有効になるまでに数ミリ秒かかることがあります。この期間にクロック・グリッチが表示されることがあります。アルテラは、周波数を変更した後にはFPGAロジックをリセットすることを推奨します。
図 17. Si5338タブ
コントロール 概要
F_vco 電圧制御発振器で生成される信号の値を表示します。
レジスタ名 各オシレータの現在の周波数を表示します。
周波数（MHz） クロックの周波数を指定できます。
Disable 必要な場合に各オシレータを無効にできます。
Read アクティブなタブに対応するオシレータの現在の周波数設定を読み出します。
Default アクティブなタブに対応するオシレータの周波数をデフォルト値に戻します。ボード電源の再投入によってもデフォルトに戻ります。
Set New Freq 選択したクロック向けのプログラマブル・オシレータの周波数を、CLK0～CLK3コントロールの値に設定します。周波数の変更が有効になるまでに数ミリ秒かかることがあります。この期間にクロック・グリッチが表示されることがあります。アルテラは、周波数を変更した後にはFPGAロジックをリセットすることを推奨します。
注: Si5338のCLK0を変更すると、ClockとPowerのGUIに影響します。CLK0からのクロックの1つは、SI570、Si5338とパワー・モニタに接続されている2線式シリアル・バス・インタフェースとしてのMAX IIデバイスの駆動に使用されます。
レベル 2 の表題