インテルのみ表示可能 — GUID: sth1422640831748
Ixiasoft
4.3.3. スイッチおよびジャンパの設定
この項は、SW2のデフォルト・ファクトリ設定と機能、およびSW1とJ7について説明します。
J7ジャンパは、ADC1_CH6へのポテンショメータ(POT1.2)の出力と接続しています。J7ジャンパがオンであれば、ポテンショメータを使用して、ADC1_CH6を介して調整可能な電圧(0~2.5 V)をMAX 10 ADCに供給できます。J7ジャンパがオフであれば、ADC1_CH6はその他のADCチャネルとして2x10ヘッダに接続されます。
図 18. ボード表側に位置するジャンパJ7(詳細)
ボードの裏面に2つのスイッチがあります。SW1はユーザー機能向けであり、SW2は、これを使用してブート選択およびコンポーネントのバイパスが可能です。
図 19. ボード裏面に位置するスイッチ(詳細)スイッチがオンであれば、FUNCTION SIGNALはグランドに接続されています。つまり、これはLOGIC LOW(0)です。スイッチがオフであれば、FUNCTION SIGNALはグランドへの接続が切断されています。つまり、これはLOGIC HIGH(1)です。
注: 以下の図では、リビジョンCボードにおけるスイッチ名称、およびリビジョンBボード向けの脚注を示しています。SW2.3の名称の変更は、名称のみの変更であり、機能的修正ではありません。リビジョンBで名称がMAX10_BYPASSとなっていますが、実際にはこれはVTAPバイパスです。
スイッチ | ボード・ラベル | 動作 | デフォルト・ポジション |
---|---|---|---|
1 | USER_DIPSW4 | ユーザー定義スイッチ4であり、スイッチ0、1、2、3はSW1にあります。デフォルトの機能はありません。 | — |
2 | BOOT_SEL(Rev. Bボードでの名称) CONFIG_SEL(Rev. Cボードでの名称) | このピンを使用して、デュアル・イメージ・コンフィギュレーションでの最初のブート・イメージにCFM0、CFM1、またはCFM2イメージを選択します。CONFIG_SELがLowにセットされていれば、最初のブート・イメージはCFM0イメージです。CONFIG_SELピンがHighにセットされていれば、最初のブート・イメージはCFM1またはCFM2イメージです。このピンは、ユーザー・モードの前と、nSTATUSピンがアサートされる前に読み出されます。 | Low |
3 | VTAP_BYPASSn | オンボードUSB-Blaster II内で仮想JTAGデバイスが提供されており、これは診断ハードウェアおよびボード識別情報へのアクセスを提供します。このデバイスは、JTAGチェインでエクストラ・デバイスのID: 020D10DDとして表示されます。このスイッチは、仮想JTAGデバイスをJTAGチェインから削除します。 |
High |
4 | HSMC_BYPASSN | このピンを使用して、HSMCをJTAGチェインからバイパスします。この信号のデフォルト値はHighであり、HSMCはJTAGチェインに含まれています(しかし、通常はHSMCに接続されたドーターカードがないために、これはJTAGマスタによって検出されません)。これをLowにセットするとHSMCはバイパスされます。 | High |