インテル® FPGA IPの汎用シリアル・フラッシュ・インターフェイスのユーザーガイド

ID 683419
日付 4/10/2023
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ドキュメント目次

1.9. インテル HALドライバー

HAL APIは、このコントローラーで次のソフトウェアファイルで使用できます。
  • intel_generic_serial_flash_interface_top.h
  • intel_generic_serial_flash_interface_top.c

これらのファイルは、HALシステムライブラリ用の汎用シリアル・フラッシュ・インターフェイスコアデバイスドライバーを実装します。

インテル HALは、多くの汎用デバイスモデルのクラスをサポートします。これには、デバイスフラッシュ向けのクラスも含まれます。これらの汎用クラスに対して開発すると、ドライバーの機能に一貫したインターフェイスが提供されるため、HALでドライバーの機能に一様にアクセスできるようになります。

HAL API アプリケーションは、alt_flash_open_dev()の呼び出しによって開始されます。 これにより、ファイルハンドルがフラッシュデバイスに返されます。から IP 名を取得できます。 system.h.すべてのオフセット関連の変数は、フラッシュメモリーへの絶対アドレッシングに基づいています。

HAL API は、次の QSPI フラッシュ デバイス ファミリをサポートしています。

  • Micron (MT25QL および MT25QU バリアント)
  • サイプレス (S25FL-S および S25FS-S バリアント)
  • Macronix (MX25L および MX66U バリアント)
  • ウィンボンド (W25Q バリアント)
  • ギガデバイス (GD55LB バリアント)
  • ISSI (I25LP および I25WP バリアント)
注: インテル HAL ドライバーは、 インテル® Quartus® Prime プロ・エディション ソフトウェアにのみサポートされています。
注: 21.4 より前のバージョンの インテル® Quartus® Prime プロ・エディションソフトウェアで HAL API を使用するには、BSP EditorからBSP ソフトウェア・パッケージaltera_safelibを有効にします。
注: Flash_Timeout Board Support Package Editor で設定可能で、デフォルト値は 700000 マイクロ秒 (0.7 秒) です。