インテルのみ表示可能 — GUID: wtw1444206864053
Ixiasoft
2.2.1. SmartVID標準電力デバイス
SmartVID機能によるプロセス変動の補正には、電圧適応を使用してプロセス分布を狭めます。この機能がサポートされているのは、–V標準電力オプションを備えたデバイスのみです。 -V標準電力オプションのデバイスでの PWRMGT_SCL と PWRMGT_SDA ピンの接続は、Power Management BUS (PMBus™) マスターとPMBusスレーブモードの両方で行ってください。追加の PWRMGT_ALERT ピンが必要になるのは、 インテル® Stratix® 10デバイスのコンフィグレーションをPMBusスレーブモードで行う場合です。必要な接続はすべて、回路基板とインテルQuartus Prime開発ソフトウェアで設定してください。
これらのピンを基板上で接続する方法に関する詳細は、 インテル® Stratix® 10デバイスファミリー・ピン接続ガイドラインを参照してください。
インテルQuartus Prime開発ソフトウェアでの接続設定の手順については、このドキュメントのパラメーターとオプションの指定の項を参照してください。
インテルでは、各インテルStratix 10デバイスに必要な最適な電圧レベルのヒューズブロックへのプログラムをデバイスの製造時に行います。セキュア・デバイス・マネージャー (SDM) のPower Managerでは、これらの値を読み出し、それを外部の電力レギュレーターまたはシステムのパワー・コントローラーに伝達します。これは、PMBusインターフェイスを介して行われます。
SmartVID機能により、電力レギュレーターでは、インテルStratix 10デバイスにVCC およびVCCP 電圧レベルを供給することができます。この電圧レベルによって、特定のデバイスのスピードグレード性能が維持されます。SmartVID機能を使用する場合、
- インテルStratix 10デバイスの初期パワーアップは公称電圧レベル0.9 Vまでで、VCC とVCCP の両方で同じです。
- インテルStratix 10デバイスのSmartVID値が決定されて外部電圧レギュレーターに伝達されると、VCC とVCCP の両方の電圧調整が、SmartVID値に基づいて行われます。