インテル® MAX® 10 パワー・マネジメント・ユーザーガイド

ID 683400
日付 5/26/2017
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ドキュメント目次

2.2. パワー・オン・リセット回路

POR 回路は、供給電源の出力が供給電源の最大ランプ時間であるtRAMP 以内に推奨される動作範囲内に達したことをPOR が観測するまで MAX® 10 デバイスをリセット状態に保ちます。

ランプ時間であるtRAMP が満たされない場合には、 MAX® 10 デバイスのI/O ピンとプログラミング・レジスターはトライステートに保たれ、デバイスのコンフィグレーションは失敗します。

MAX® 10 デバイスのPOR 回路は、デバイスの電源供給オプションにかかわらず、電源投入時に以下に示す電源レールをモニタリングします。
  • VCC または安定化されたVCC_ONE
  • バンク1B と8 のVCCIO 2
  • VCCA

また、POR 回路は、コンフィグレーション・ピンを含むI/O バンク1B と82VCCIO レベルが、コンフィグレーションがトリガーされる前に許容レベルに到達することも保証します。

2 10M02 デバイスではバンク1 と8 のVCCIO です。