インテル® FPGA SDK for OpenCL™: スタート・ガイド

ID 683188
日付 12/08/2017
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ドキュメント目次

3.3. インテル® FPGA SDK for OpenCL™ ユーザー環境変数の設定

インテル® FPGA SDK for OpenCL™ Linuxユーザー環境変数を恒常的にセットするか一時的にするかの選択が可能です。 環境変数設定は、ソフトウェアに対してFPGAボードとホスト・ランタイムを記述します。
重要: 環境変数を恒常的にセットする場合は、インストール時に一度、設定の適用を行います。環境変数を一時的にセットする場合には、インストール時およびそれ以降に実行するすべてのセッションで、設定の適用を行う必要があります。
表 3.   インテル® FPGA SDK for OpenCL™ Linuxユーザー環境変数設定
環境変数 含めるパス
PATH $INTELFPGAOCLSDKROOT/bin

INTELFPGAOCLSDKROOTがソフトウェア・インストレーションのパスを指定している場合

LD_LIBRARY_PATH $INTELFPGAOCLSDKROOT/host/linux64/lib
  • 恒常的な環境変数設定を適用するには、シェルを開き、export <variable_name>=」<variable_setting>」<variable_setting>」:$<variable_name> コマンドを入力します。
    たとえば、コマンドexport PATH=」$INTELFPGAOCLSDKROOT/bin」INTELFPGAOCLSDKROOT/bin」:$PATHは、PATH設定のリストに$INTELFPGAOCLSDKROOT/binを追加します。
  • 一時的な環境変数設定を適用する場合には、コマンド・ライン端末を開きsource $INTELFPGAOCLSDKROOT/init_opencl.shコマンドを実行します。

    以下にスクリプトの出力例を示します。

    Adding $INTELFPGAOCLSDKROOT/bin to PATH
    Adding $INTELFPGAOCLSDKROOT/host/linux64/lib to LD_LIBRARY_PATH