インテルのみ表示可能 — GUID: mwh1391807303628
Ixiasoft
2.1. インテル® FPGA SDK for OpenCL™ のダウンロード
2.2. インテル® FPGA SDK for OpenCL™ のインストール
2.3. インテル® FPGA SDK for OpenCL™ ユーザー環境変数の設定
2.4. ソフトウェア・インストレーションの確認
2.5. FPGA ボード のインストール
2.6. エミュレーションによるホスト・ランタイムの機能性の検証
2.7. OpenCLカーネルのFPGAハードウェア・コンフィグレーション・ファイルの作成
2.8. FPGAのハードウェア・イメージの更新
2.9. FPGAでのOpenCLカーネルの実行
2.10. ソフトウェアのアンインストール
2.11. FPGAボードのアンインストール
3.1. インテル® FPGA SDK for OpenCL™ のダウンロード
3.2. インテル® FPGA SDK for OpenCL™ のインストール
3.3. インテル® FPGA SDK for OpenCL™ ユーザー環境変数の設定
3.4. ソフトウェア・インストレーションの確認
3.5. FPGAボードのインストール
3.6. エミュレーションによるホスト・ランタイムの機能性の検証
3.7. OpenCLカーネルのFPGAハードウェア・コンフィグレーション・ファイルの作成
3.8. FPGAのハードウェア・イメージの更新
3.9. FPGAでのOpenCLカーネルの実行
3.10. ソフトウェアのアンインストール
3.11. FPGA ボードのアンインストール
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2.5. FPGA ボード のインストール
FPGA ボード向けにOpenCL™アプリケーションを作成する前に、ボードベンダーからカスタム・プラットフォームをダウンロードしてインストールする必要があります。ほとんどのカスタム・プラットフォーム・インストーラーは管理者権限が必要です。 ボードを Windows のホストシステムにインストールには、installユーティリティー・コマンドを呼び出します。
ボードのインストールの手順を以下に示します。いくつかのカスタム・プラットフォームは追加のインストール作業が必要です。ボードのインストールに関する詳細は、ボードベンダーの資料を参照してください。
- ボードベンダーの手順に従って、FPGA ボードをシステムに接続します。
- ボードベンダーのウェブサイトから FPGA ボード向けのカスタム・プラットフォームをダウンロードします。 インテル® FPGA SDK for OpenCL Reference Platform ( 例 : Stratix V Network Reference Platform (s5_net) ) をダウンロードするには、ウェブサイトの インテル® FPGA SDK for OpenCL FPGA Platforms (www.altera.co.jp) のページを参照してください。
- カスタム・プラットフォームを任意のフォルダー ( つまり、システムフォルダー以外 ) にインストールします。
複数のカスタム・プラットフォームを有するaocl diagnoseなどのSDK ユーティリティーを使用する同じシステムで、同時に複数のカスタム・プラットフォームをインストールすることができます。カスタム・プラットフォームのサブディレクトリーはboard_env.xmlファイルを含みます。
複数のカスタム・プラットフォームを有するシステムでは、ホストプログラムは、カスタム・プラットフォームの MMD ( メモリーマップド・デバイス ) ライブラリー・ディレクトリーにリンクするのではなく、ボードの検出にFPGA Client Driver (FCD)、従来の Altera Client Driver (ACD) を使用する必要があります。FCD がカスタム・プラットフォーム向けに正しく設定されている限り、FCD はインストールされたすべてのボードをランタイムで検出します。
- QUARTUS_ROOTDIR_OVERRIDEユーザー環境変数が正しい インテル® Quartus® Prime ソフトウェア・インストレーション・ディレクトリーを指すように設定します。
インテル® Arria® 10または インテル® Stratix® 10デバイスを有する場合、QUARTUS_ROOTDIR_OVERRIDEを インテル® Quartus® Prime プロ・プロ・エディションのインストレーション・ディレクトリーを指すように設定します。それ以外の場合は、QUARTUS_ROOTDIR_OVERRIDEを インテル® Quartus® Prime スタンダード・エディション開発ソフトウェアを指すように設定します。
- カスタム・プラットフォーム・ライブラリー ( 例 : MMD ( メモリーマップド )ライブラリー ) へのパスをPATH環境変数設定に追加します。
ユーザー環境変数の設定およびinit_openclスクリプトの実行について詳しくは インテル® FPGA SDK for OpenCL™ ユーザー環境変数の設定を参照してください。
- コマンドプロンプトで aocl install を呼び出します。
aocl install <path_to_customplatform> を呼び出すと、ホストとハードウェア・カーネル・プログラム間の通信ができるようにボードドライバーもインストールされます。要確認: ボードのインストールには管理者権限が必要です。管理者として Windows のコマンドプロンプトを実行するには、Start > All Programs > Accessoriesをクリックします。Accessoriesの下のCommand Promptを右クリックし、表示されたRun as Administratorをクリックします。
- マシンにインストールされた FPGA デバイスのリストを照会するには、 aocl diagnose コマンドを呼び出します。
ソフトウェアが、acl0 から acl31 までの acl 番号で表示される <device_name> を含む出力を生成します。重要: aocl diagnoseユーティリティー実装後の可能性のあるエラーについては、Possible Errors After Running the diagnoseユーティリティーを参照してください。アクセレーター・ボードの<device_name> の照会について詳しくは、「FPGA ボードのデバイス名の照会」の項を参照してください。
- FPGA ボードが正常にインストールされていることを確認するには、 aocl diagnose <device_name> コマンドを呼び出し、ボードベンダーが推奨する任意の診断テストを実行します。