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2.1. インテル® FPGA SDK for OpenCL™ のダウンロード
2.2. インテル® FPGA SDK for OpenCL™ のインストール
2.3. インテル® FPGA SDK for OpenCL™ ユーザー環境変数の設定
2.4. ソフトウェア・インストレーションの確認
2.5. FPGA ボード のインストール
2.6. エミュレーションによるホスト・ランタイムの機能性の検証
2.7. OpenCLカーネルのFPGAハードウェア・コンフィグレーション・ファイルの作成
2.8. FPGAのハードウェア・イメージの更新
2.9. FPGAでのOpenCLカーネルの実行
2.10. ソフトウェアのアンインストール
2.11. FPGAボードのアンインストール
3.1. インテル® FPGA SDK for OpenCL™ のダウンロード
3.2. インテル® FPGA SDK for OpenCL™ のインストール
3.3. インテル® FPGA SDK for OpenCL™ ユーザー環境変数の設定
3.4. ソフトウェア・インストレーションの確認
3.5. FPGAボードのインストール
3.6. エミュレーションによるホスト・ランタイムの機能性の検証
3.7. OpenCLカーネルのFPGAハードウェア・コンフィグレーション・ファイルの作成
3.8. FPGAのハードウェア・イメージの更新
3.9. FPGAでのOpenCLカーネルの実行
3.10. ソフトウェアのアンインストール
3.11. FPGA ボードのアンインストール
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3.8.2. FPGAのフラッシュメモリーのプログラミング
インテル® FPGA SDK for OpenCL™ デザイン例のハードウェア・イメージをデバイスのフラッシュメモリーにロードすることにより、FPGAをコンフィグレーションします。 FPGAは、通電していない間もフラッシュメモリー内のハードウェア・コンフィグレーション・ファイルを保持します。システムに電源を投入した際に、FPGA回路は、このフラッシュメモリーのハードウェア・イメージに基づいてコンフィグレーションされます。したがって、OpenCLと互換するハードウェア・コンフィグレーション・ファイルを、必ずFPGAのフラッシュメモリーにロードしておく必要があります。
また、多くのカスタム・プラットフォームでは、適切に機能するためにOpenCLイメージをフラッシュメモリーへプリロードしておく必要があります。たとえば、ほとんどのPCIe®ベースのボードが、フラッシュメモリー内に有効なOpenCLイメージを必要とします。これにより、ホスト・システムが最初に電源投入された際に、ボード上のハードウェアがイメージを使用してFPGAデバイスをコンフィグレーションします。FPGAが有効なOpenCLイメージでコンフィグレーションされなければ、システムがPCIeエンドポイントの列挙に失敗するか、あるいはドライバが機能しなくなります。
いずれのデザインを動作させる前にも、ボードのフラッシュメモリーが最新バージョンのOpenCLソフトウェアと互換する有効なOpenCLイメージを有していることを確認します。ボード固有の要件については、使用するボードのベンダーの資料を参照してください。
注意:
ハードウェア・コンフィグレーション・ファイルをFPGAのフラッシュメモリーにロードする際には、ロード処理が完了するまでシステムの通電を保ってください。ロードには数分を要することがあります。また、OpenCLカーネルを呼び出す、あるいは、それ以外でもFPGAボードと通信するホスト・コードを起動しないでください。
ハードウェア・コンフィグレーション・ファイルをFPGAボードのフラッシュメモリーにロードするには、以下のステップを行います。
- カスタム・プラットフォームに必要なすべてのドライバとユーティリティをインストールします。
- 使用するカスタム・プラットフォーム向けのデザイン例をダウンロードします。
要確認: OpenCL Design Examplesページからデザイン例をダウンロードし、書き込みアクセスが可能な位置にデザイン例を解凍します。
- フラッシュメモリーにハードウェア・コンフィグレーション・ファイルをロードするために、 aocl flash <device_name> <example_design_filename>.aocxコマンドを呼び出します。このコマンドの<device_name>には使用するFPGAデバイスに対応するacl番号(例:acl0~acl31)が入ります。また、 <example_design_filename>.aocxは、デザイン例パッケージの <example_design_filename>.clファイルから作成するハードウェア・コンフィグレーション・ファイルです。
- デバイスあるいはコンピュータの電源を落としてから再投入します。
電源の再投入により、FPGAコンフィグレーション・デバイスがフラッシュメモリーからハードウェア・コンフィグレーション・ファイルを取得し、これでFPGAをコンフィグレーションすることを確実にします。警告: 一部のカスタム・プラットフォームでは、フラッシュメモリーのプログラミング後にホスト・システム全体に電源の再投入を行う必要があります。たとえば、PCIeベースのカスタム・プラットフォームでは、PCIeエンドポイントを再列挙するためにホスト・システムの再起動が必要な場合があります。 インテル® は、フラッシュメモリーのプログラミング後にホスト・システム全体の電源を再投入することを推奨します。