インテル® Stratix® 10 デバイス・セキュリティー・ユーザーガイド

ID 683642
日付 9/02/2021
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ドキュメント目次

5.4. 物理的改ざん防止

次の手順を使用して、物理的改ざん防止機能をイネーブルします。
  1. 検出された改ざんイベントに対する目的の応答を選択する
  2. 必要な改ざん検出方法とパラメーターのコンフィグレーションを行う
  3. 改ざん防止イベントの管理に役立つ改ざん防止IPをデザインロジックに含める

改ざん防止機能は、Vデバイスではサポートされていません。改ざん防止機能をイネーブルするには、Vデバイス以外のデバイスを使用してください。Vデバイス以外のデバイスでは、構成証明と改ざん防止セキュリティー機能のいずれかまたは両方を使用する場合、Secure Debug Authorization機能は使用できません。そのため、プロビジョニング・ファームウェアを使用して、仮想所有者ルート・キー・ハッシュをプログラムする必要があります。同様に、Secure Debug Authorizationを使用する必要がある場合は、デザインでデバイス構成証明と改ざん防止セキュリティー機能のいずれかまたは両方をオンにすることはできません。

表 4.  Vデバイス以外のデバイスで使用可能なセキュリティー機能
セキュリティー機能 構成証明/改ざん防止
オン オフ
条件付き公開鍵エントリー サポートなし サポートあり
所有者ルートキー仮想ヒュージング プロビジョニング・ファームウェアのみ プロビジョニング・ファームウェアのみ