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4.5.2.5. フラッシュメモリー内のPUFの位置
PUFファイルの位置は、RSU機能をサポートするデザインとサポートしないデザインでは異なります。
RSUをサポートしていないデザインの場合は、更新されたフラッシュイメージを作成する際に、.puf ファイルと .wkey ファイルを含める必要があります。RSUをサポートするデザインの場合、SDMによるPUFデータセクションの上書きは、ファクトリー・イメージまたはアプリケーション・イメージの更新中には行われません。
フラッシュオフセット | サイズ (バイト) | 内容 | 説明 |
---|---|---|---|
0K | 256K | Configuration Management Firmware | SDMで動作するファームウェア |
256K | 256K | Configuration Management Firmware | |
512K | 256K | Configuration Management Firmware | |
768K | 256K | Configuration Management Firmware | |
1M | 32K | PUFデータコピー0 | PUFヘルパーデータおよびPUFでラップされたAESルートキーのコピー0を格納するためのデータ構造 |
1M + 32K | 32K | PUFデータコピー1 | PUFヘルパーデータおよびPUFでラップされたAESルートキーのコピー1を格納するためのデータ構造 |
フラッシュオフセット | サイズ (バイト) | 内容 | 説明 |
---|---|---|---|
0K | 56K | 決定ファームウェア | 最も優先度の高いイメージを識別してロードするためのファームウェア。 |
56K | 256K | 決定ファームウェア | |
512K | 256K | 決定ファームウェア | |
768K | 256K | 決定ファームウェア | |
1M | 8K + 24Kパディング | 決定ファームウェア・データ | 決定ファームウェア用に予約済み。 |
1M + 32K | 可変 | ファクトリー・イメージ | 他のすべてのアプリケーション・イメージのロードに失敗した場合に、バックアップとして作成する単純なイメージ。このイメージに含まれているCMFは、SDM上で動作します。 |
Next | 32K | PUFデータコピー0 | PUFヘルパーデータおよびPUFでラップされたAESルートキーのコピー0を格納するためのデータ構造 |
Next + 32K | 32K | PUFデータコピー1 | PUFヘルパーデータおよびPUFでラップされたAESルートキーのコピー1を格納するためのデータ構造 |
Next + 256K | 4K | サブ・パーティション・テーブル・コピー0 | フラッシュストレージの管理を容易にするデータ構造。 |
Next + 32K | 4K | サブ・パーティション・テーブル・コピー1 | |
Next + 32 K | 4K | CMFポインター・ブロック・コピー0 | アプリケーション・イメージに対するポインターの優先度順のリスト。イメージを追加すると、そのイメージが最上位になります。 |
Next + 32K | CMFポインター・ブロック・コピー1 | アプリケーション・イメージに対するポインターのリストの2番目のコピー。 | |
可変 | 可変 | アプリケーション・イメージ 1 | 1番目のアプリケーション・イメージ |
可変 | 可変 | アプリケーション・イメージ 2 | 2番目のアプリケーション・イメージ |