インテルのみ表示可能 — GUID: avf1627597553513
Ixiasoft
5.4.3. Anti-Tamper Lite Intel® FPGA IP
Anti-Tamper Lite Intel FPGA IPは、 インテル® Quartus® Primeプロ・エディション開発ソフトウェアのIPカタログで入手可能です。このIPにより、改ざんイベントに対するデザインとSDM間の双方向通信が容易になります。
図 20. Anti-Tamper Lite Intel FPGA IP
このIPによって提供される次の信号を、必要に応じてデザインに接続します。
信号名 | 方向 | 説明 |
---|---|---|
gpo_sdm_at_event | 出力 | SDMからFPGAファブリック・ロジックへの信号。SDMにより改ざんイベントが検出されたことを示します。FPGAロジックでは、約5ミリ秒で必要なクリーニングを実行し、gpi_fpga_at_response_done および gpi_fpga_at_zeroization_done 経由でSDMに応答します。SDMによる改ざん応答アクションは、gpi_fpga_at_response_done がアサートされた場合や、割り当てられた時間内に応答が受信されなかった場合に続行されます。 |
gpi_fpga_at_event | 入力 | FPGAからSDMへの割り込み。ユーザーデザインの改ざん検出回路により改ざんイベントが検出され、SDMタンパー応答のトリガーが必要であることを示します。 |
gpi_fpga_at_response_done | 入力 | FPGAからSDMへの割り込み。FPGAロジックによって必要なクリーニングを実行したことを示します。 |
gpi_fpga_at_zeroization_done | 入力 | SDMからFPGAファブリック・ロジックへの信号。FPGAロジックによってデザインデータの必要なゼロ化が完了したことを示します。この信号は、gpi_fpga_at_response_done がアサートされるとサンプリングされます。 |