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4.5.2.1. Intrinsic ID PUFの登録
PUFの登録には、SDMプロビジョニング・ファームウェアを使用する必要があります。プロビジョニング・ファームウェアは、電源の再投入後にロードされる最初のファームウェアである必要があります。また、PUF登録コマンドの発行は、他のコマンドの前に行う必要があります。プロビジョニング・ファームウェアでは、PUF登録後に他のコマンドをサポートします。これには、AESルートキーのラッピングやクアッドSPIのプログラミングなどがあります。ただし、コンフィグレーション・ビットストリームをロードするには、デバイスの電源を再投入する必要があります。
インテル® Quartus® Prime Programmerを使用して、PUF登録をトリガーし、PUFヘルパーデータ .puf ファイルを生成します。
図 6. Intrinsic ID PUFの登録
i 動作と .puf 引数の両方を指定すると、Programmerによって、 プロビジョン・ファームウェア・ヘルパー・イメージが自動でロードされます。
quartus_pgm -c 1 -m jtag -o “ei;help_data.puf;1SX280LH2”
共同署名付きファームウェアを使用している場合、共同署名付きファームウェアのヘルパーイメージのプログラミングは、PUF登録コマンドを使用する前に実行します。
quartus_pgm -c 1 -m jtag -o “p;signed_provision_helper_image.rbf” --force
quartus_pgm -c 1 -m jtag -o "e;help_data.puf;1SX280LH2"