Intel Agilex® 7 ハード・プロセッサー・システム (HPS) のリモート・システム・アップデート・ユーザーガイド

ID 683184
日付 6/09/2023
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ドキュメント目次

3.1.3. RSU 画像レイアウト –視点

サブパーティション テーブル (SPT) は、クワッド SPI フラッシュの割り当てを管理するために使用されます。

インテル® Quartus® Prime Programming File Generator は、初期 RSU イメージの作成時に SPT を作成します。信頼性の高い動作を確保するために、プログラミング ファイル ジェネレーターは、サブパーティション テーブル (SPT0 と SPT1) とコンフィグレーションポインター ブロック (CPB0 と CPB1) の 2 つのコピーを作成します。

通常、フラッシュに保存される初期 RSU イメージには、次のパーティションが含まれます。

表 2.  RSU イメージの典型的なサブパーティション
サブフィールド名 目次
ブート情報 決定ファームウェアと決定ファームウェア・データ
FACTORY_IMAGE ファクトリ・イメージ:
SPT0 サブ・パーティション・テーブル・コピー0
SPT1 サブ・パーティション・テーブル・コピー1
CPB0 トランシーバー・ブロック0
CPB1 トランシーバー・ブロック1
P1 アプリケーション・イメージ 1
P2 アプリケーション・イメージ 2
図 4. RSU 画像レイアウト -視点この図では:
  • SPT0 と SPT1 はすべてを指します。
    • ブート情報
    • 工場イメージ
    • ポインタ ブロック 0 とポインタ ブロック 1
    • すべてのアプリケーション・イメージ
  • ポインター ブロック 0 とポインター ブロック 1 はすべてのアプリケーション・イメージを指します。
要約すると、フラッシュ メモリーのビューは、次の 2 つの点で SDM のビューとは異なります。
  • 決定ファームウェア、決定ファームウェア・データ、および工場イメージのアドレスを知る必要はありません。
  • サブパーティション テーブルにアクセスできます。サブパーティション テーブルは、リモート システムの更新に必要なデータ構造へのアクセスを提供します。