Intel Agilex® 7 ハード・プロセッサー・システム (HPS) のリモート・システム・アップデート・ユーザーガイド

ID 683184
日付 6/09/2023
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ドキュメント目次

2.12. 構成失敗時の再試行

最大再試行回数 オプション 次のようなコンフィグレーション・エラーが発生した場合に、アプリケーション・イメージとファクトリー・イメージの両方を再試行する回数を構成できます。
  • フラッシュの破損
  • 認証および暗号化エラー
  • RSU ウォッチドッグのタイムアウト

最大再試行回数 オプションが選択されています インテル® Quartus® Prime ファクトリーイメージプロジェクト用であり、フラッシュ内のデシジョンファームウェアデータ構造に保存されます。のデフォルト値 最大再試行回数 は 1 です。これは、各イメージが 1 回だけ試行されることを意味します。の最大値 最大再試行回数 は 3 で、各イメージが最大 3 回試行されることを意味します。

注: パラメーターが呼び出されていますが、 最大再試行回数、その値は実際には各画像が試行される合計回数を示します。

の値をクエリできます。 最大再試行回数 U-Boot と LIBRSU の両方からパラメーターを取得します。 Linux でも LIBRSU 用に値を使用できるようにするには、最初に U-Boot でクエリを実行する必要があります。

SDM は、 リトライカウンタ、現在のイメージの構成に失敗した回数をカウントします。そのカウンターに到達したら 最大再試行回数、次の画像が読み込まれます。の値をクエリできます。 リトライカウンタ また、U-Boot と LIBRSU の両方からゼロにリセットするように要求します。

再試行動作は、以下を含むすべての構成失敗に適用されます。
  • 電源投入後のイメージの初期構成に失敗したり、 nCONFIG イベント。
  • RSU 障害をトリガーするようにウォッチドッグが構成されている場合に、HPS ウォッチドッグのタイムアウトが原因で構成後のイメージに障害が発生する。
  • 特定のイメージのロードの失敗。考えられるすべての失敗に適用されます。要求されたイメージの失敗、または要求されたイメージが失敗した場合に試行される次のイメージの失敗。
  • 直接ファクトリー・イメージ フォールバック オプションが有効になっている場合でも、イメージは構成に失敗したとみなされるまで最大再試行回数を試行でき、その後ファクトリー・イメージがロードされます。

使用例としては、 最大再試行回数 U-Boot と Linux の両方のオプションについては、を参照してください。 リモート・システム・アップデートの例 セクション。