Intel Agilex® 7 ハード・プロセッサー・システム (HPS) のリモート・システム・アップデート・ユーザーガイド

ID 683184
日付 6/09/2023
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ドキュメント目次

3.2.4. 出力イメージのレイアウト

このセクションでは、絶対的なアプリケーション・イメージのレイアウトを示します。 Quartus バージョン 21.1 以降、相対イメージが導入され、絶対イメージは非推奨になりました。相対画像のみを使用することをお勧めします。
画像には次の 2 種類があります。
  • 絶対— 絶対イメージには、イメージが書き込まれるフラッシュの位置に一致するように更新する必要があるポインターが含まれています。
  • 相対的— 相対イメージは、データを変更することなくフラッシュ内のどこにでも配置できます。

次の表に示すように、結合されたアプリケーション・イメージは相対イメージのみにすることができますが、残りのイメージは相対イメージまたは絶対イメージのいずれかにすることができます。

画像の種類 絶対 相対的
アプリケーション・イメージ バツ バツ
工場出荷時のアップデートイメージ バツ バツ
決定ファームウェア更新イメージ バツ バツ
組み合わせ適用イメージ   バツ

絶対イメージは「-o start_address=0x0」オプションをプログラミング ファイル ジェネレーターに渡すことによって作成されますが、相対イメージはこのオプションを渡さずに作成されます。

U-Boot と LibRSU はどちらもイメージ タイプを自動的に検出し、イメージの書き込みおよび検証時に絶対イメージに必要なポインターの更新を実行します。

相対イメージは Quartus Pro バージョン 21.1 で導入されました。絶対イメージは非推奨になりました。常に相対イメージを使用することをお勧めします。