Fタイル・ダイナミック・リコンフィグレーションのデザイン例ユーザーガイド

ID 710582
日付 4/03/2023
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ドキュメント目次

4.1.1. Ethernet Multirateデザイン例: シミュレーション・テストベンチ

図 14. 25GE-1ベースバリアントのシミュレーション・テストベンチのブロック図
図 15. PTPベースバリアントを使用した25GE-1のシミュレーション・テストベンチのブロック図
図 16. 100GE-4ベースバリアントのシミュレーション・テストベンチのブロック図パケット・クライアント・ブロックは、各イーサネット・レートで使用できます。
図 17. PTPベースバリアントを使用した100GE-4のシミュレーション・テストベンチのブロック図パケット・クライアント・ブロックは、各イーサネット・レートで使用できます。
図 18. 400GE-8ベースバリアントのシミュレーション・テストベンチのブロック図パケット・クライアント・ブロックは、各イーサネット・レートで使用できます。
図 19. PTPベースバリアントを使用した400GE-8のシミュレーション・テストベンチのブロック図パケット・クライアント・ブロックは、各イーサネット・レートで使用できます。
図 20. 400G-4 FHTベースバリアントのシミュレーション・テストベンチのブロック図

テストベンチ・プログラムは、 Avalon® メモリーマップド・インターフェイスのアクセス、ステータス、およびコントロール信号を介してテストベンチ・コンポーネントを制御します。 Avalon® メモリーマップド・インターフェイス・アービターは、テストベンチ・プログラムから複数の Avalon® メモリーマップド・インターフェイス・スレーブへの Avalon® メモリーマップド・インターフェイスのアクセスをデコードします。

シミュレーションのフロー
  • Ethernet Multirate IP DUTは、ベース・プロファイルに基づいて起動されます。
  • パワーアップ・プロファイルに基づいて、テストベンチ変数を初期化します。basic_avl_tb_top.sv ファイルにあるパラメーター設定は、次のとおりです。
    • DR_NUM: ダイナミック・リコンフィグレーション移行の数を示します。
    • DR_SEQ: ダイナミック・リコンフィグレーション・シーケンスを示します。
  • ダイナミック・リコンフィグレーションを実行します。
  • テストベンチのエラーフラグを確認し、テストベンチが成功したか失敗したかを判断します。ダイナミック・リコンフィグレーションのトラフィック・テスト後にエラーが発生した場合、このエラーフラグは1に設定されます。

カスタマイズの場合は、DR_NUM および DR_SEQ localparamを使用してテストフローをコンフィグレーションします。プロファイルIDはIPに渡され、目的のダイナミック・リコンフィグレーション・タスクをコンフィグレーションします。

ダイナミック・リコンフィグレーション・シーケンスの例: 100GE-4 > 2x 50GE-1 > 4x 25GE-1

このダイナミック・リコンフィグレーション・シーケンスを実現するには、2つのダイナミック・リコンフィグレーション移行を実行し、リコンフィグレーション・シーケンスを指定する必要があります。ローカル・パラメーター設定ファイルを更新します。
// Available Modes
localparam DR_MODE_1X100GE_4       = 6'b00_00_00;
localparam DR_MODE_1X100GE_4_NOFEC = 6'b00_00_01; 
localparam DR_MODE_1X100GE_2       = 6'b00_00_11;
localparam DR_MODE_2x50GE_1        = 6'b01_01_00;
localparam DR_MODE_4X25GE_1 	   = 6'b10_00_00;
localparam DR_MODE_4X25GE_1_NOFEC  = 6'b10_00_01;

// Dynamic Reconfiguration setting
localparam DR_NUM = 2;
localparam [6:0] DR_SEQ [DR_NUM - 1 : 0] = {DR_MODE_4X25GE_1, DR_MODE_2X50GE_1}