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ステップ7 : PR実装リビジョンの準備
デバイス・プログラミング用のPRビットストリームをコンパイルおよび生成する前に、PR実装リビジョンを準備する必要があります。このセットアップには、各実装リビジョンのソースファイルとしてスタティック領域 .qdb ファイルを追加することが含まれます。さらに、PR領域の対応するエンティティーを指定する必要があります。
- 現在のリビジョンを設定するには、Project > Revisionsをクリックし、Revision nameにblinking_led_defaultを選択して、Set Currentをクリックします。
- 各実装リビジョンの正しいソースを確認するには、Project > Add/Remove Files in Projectをクリックします。blinking_led.sv ファイルがファイルリストに表示されます。
図 8. Filesページ
- 手順1から2を繰り返して、他の実装リビジョンのソースファイルを確認します。
実装リビジョン名 ソースファイル blinking_led_default blinking_led.sv blinking_led_empty blinking_led_empty.sv blinking_led_slow blinking_led_slow.sv - ルート・パーティションに関連付けられている .qdb ファイルを確認するには、Assignments > Design Partitions Windowをクリックします。Partition Database Fileで blinking_led_static.qdb ファイルが指定されていることを確認するか、Partition Database Fileセルをダブルクリックしてこのファイルを指定します。
もしくは、次のコマンドでこのファイルを割り当てます。
set_instance_assignment -name QDB_FILE_PARTITION \ blinking_led_static.qdb -to | - Entity Re-bindingセルで、実装リビジョンで変更する各PRパーティションのエンティティー名を指定します。blinking_led_default 実装リビジョンの場合、エンティティー名は blinking_led です。このチュートリアルでは、ベース・リビジョン・コンパイルの u_blinking_led インスタンスを新しい blinking_led エンティティーで上書きします。
注: プレースホルダーのエンティティー再バインドの割り当ては、実装リビジョンに自動的に追加されます。ただし、アサインメントのデフォルトのエンティティー名を、デザインに適したエンティティー名に変更する必要があります。
実装リビジョン名 エンティティー再バインド blinking_led_default blinking_led blinking_led_slow blinking_led_slow blinking_led_empty blinking_led_empty 図 9. エンティティー再バインド次の各行が適切な .qsf に存在することを確認します。
##blinking_led_default.qsf set_instance_assignment -name ENTITY_REBINDING blinking_led \ -to u_blinking_led ##blinking_led_slow.qsf set_instance_assignment -name ENTITY_REBINDING blinking_led_slow \ -to u_blinking_led ##blinking_led_empty.qsf set_instance_assignment -name ENTITY_REBINDING blinking_led_empty \ -to u_blinking_led - デザインをコンパイルするには、Processing > Start Compilationをクリックします。もしくは、次のコマンドでこのプロジェクトをコンパイルします。
quartus_sh --flow compile blinking_led –c blinking_led_default - 上記の手順を繰り返して、blinking_led_slow および blinking_led_empty リビジョンを準備します。
quartus_sh --flow compile blinking_led –c blinking_led_slowquartus_sh --flow compile blinking_led –c blinking_led_empty注: PR実装のコンパイル中に適用するFitter固有の設定を指定できます。Fitter固有の設定は、ペルソナのフィットにのみ影響を与えます。インポートされたスタティック領域に影響を与えることはありません。