AN 923: インテル® Stratix® 10 HPSペリフェラルのFPGAファブリックへの配線

ID 683838
日付 10/12/2020
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1.2.13. ボードの起動

  1. SDカードのイメージをSDカードに書き込み、SDカードをスロットに挿入します。
  2. インテル® Stratix® 10 SoC開発キットを次のようにコンフィグレーションします。
    • SW1: 1: OFF、残り: ON
    • SW2: 1: ON 2: ON 3: ON 4: OFF (MSELをJTAGに設定)
    • SW3: すべてOFF
    • SW4: 1: ON 2: OFF 3: OFF 4: ON
  3. インテル® Quartus® Prime Programmerを使用して、QSPIフラッシュをプログラムします。
    cd $TOP_FOLDER/
    quartus_pgm -m jtag -o "pvi;flash_image.jic"
    注: 以前のデザインが実行されていない場合、または以前のデザインが正常に実行されている場合は、MSELをJTAGに設定する必要はありません。MSELはQSPIに設定したままにすることができ、QSPIフラッシュを正常にプログラムすることもできます。以前のデザインが実行されている場合は、jtagconfig を実行して、 インテル® Stratix® 10 (SDM) がJTAGスキャンチェーンの最初または2番目のどちらかを確認します。2番目の場合は、上記のコマンドを次のように変更します。
    quartus_pgm -m jtag -o "pvi;flash_image.jic@2"
  4. MSELをQSPIに戻します。
    SW2: 1: ON 2: OFF 3: OFF 4: OFF
  5. 115200-8-N-1 設定を使用して、minicomなどのコンソールプログラムでUSBシリアルポートをボードに接続します。
  6. ボードの電源を入れ直します。
  7. U-Bootカウントダウン中に任意のキーを押して、U-Bootプロンプトで停止します。
  8. bridge enable U-Bootコマンドを実行して、ブリッジを開きます。
  9. run bootcmd を実行して、Linuxを起動します。
  10. Linuxが要求したら、rootを 「login」 に設定します。Linuxはパスワードを要求しません。
  11. Linuxの起動後、「login」 をrootに設定すると、パスワードが不要になります。
    Poky (Yocto Project Reference Distro) 3.0.3 stratix10 /dev/ttyS0
    
    stratix10 login: root
    root@stratix10:~#