MAX 10エンベデッド・マルチプライヤ・ユーザーガイド

ID 683467
日付 2/21/2017
Public
ドキュメント目次

ALTMULT_ACCUMポート

表 13.  ALTMULT_ACCUM IPコアの入力ポート
ポート名 必須 説明
accum_sload なし

0と連結する場合、アキュムレータ・フィードバック・パス上の値はゼロ(0)またはaccum_sload_upper_dataになります。アキュムレータが加算を実行中で、accum_sloadポートがHighの場合、マルチプライヤの出力はアキュムレータにロードされます。アキュムレータが減算を実行中の場合、マルチプライヤの出力の逆(負の値)がアキュムレータにロードされます。

aclr0 なし 最初の非同期クリア入力。aclr0ポートはアクティブHighです。
aclr1 なし 2番目の非同期クリア入力。aclr1ポートはアクティブHighです。
aclr2 なし 3番目の非同期クリア入力。aclr2ポートはアクティブHighです。
aclr3 なし 4番目の非同期クリア入力。aclr3ポートはアクティブHighです。
addnsub なし 加算器の機能を制御します。addnsubポートがHighの場合、加算器は加算機能を実行します。また、addnsubポートがLowの場合、加算器は減算機能を実行します。
clock0 なし IPコア内の任意のレジスタで使用可能な最初のクロック入力を指定します。
clock1 なし IPコア内の任意のレジスタで使用可能な2番目のクロック入力を指定します。
clock2 なし IPコア内の任意のレジスタで使用可能な3番目のクロック入力を指定します。
clock3 なし IPコア内の任意のレジスタで使用可能な4番目のクロック入力を指定します。
dataa[] あり マルチプライヤへのデータ入力。入力ポートの容量はWIDTH_Aパラメータの値によって決まります。
datab[] あり マルチプライヤへのデータ入力。入力ポートの容量はWIDTH_Bパラメータの値によって決まります。
ena0 なし clock0ポートのクロック・イネーブル。
ena1 なし clock1ポートのクロック・イネーブル。
ena2 なし clock2ポートのクロック・イネーブル。
ena3 なし clock3ポートのクロック・イネーブル。
signa なし dataa[]ポートの数値表現を指定します。signaポートがHighの場合、マルチプライヤはdataa[]ポートを符号付きの2の補数として扱います。signaポートがLowの場合、マルチプライヤはdataa[]ポートを符号なしの数として扱います。
signb なし datab[]ポートの数値表現を指定します。signbポートがHighの場合、マルチプライヤはdatab[]ポートを符号付きの2の補数として扱います。signbポートがLowの場合、マルチプライヤはdatab[]ポートを符号なしの数として扱います。
表 14.  ALTMULT_ACCUM IPコアの出力ポート
ポート名 必須 説明
overflow なし アキュムレータのOverflowポートです。
result[] あり アキュムレータの出力ポート。出力ポートの容量はWIDTH_RESULTパラメータの値によって決まります。
scanouta[] なし 最初のシフト・レジスタの出力。出力ポートの容量はWIDTH_Aパラメータの値によって決まります。MegaWizard Plug-In ManagerでALTMULT_ACCUM IPコアをインスタンス化する際、MegaWizard Plug-In Managerはscanouta[]ポートの名前をshiftoutaポートに変更します。
scanoutb[] なし 2番目のシフト・レジスタの出力。入力ポートの容量はWIDTH_Bパラメータの値によって決まります。MegaWizard Plug-In ManagerでALTMULT_ACCUM IPコアをインスタンス化する際、MegaWizard Plug-In Managerはscanoutb[]ポートの名前をshiftoutbポートに変更します。