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Ixiasoft
1. MAX® 10エンベデッド・マルチプライヤ・ブロックの概要
2. MAX® 10エンベデッド・マルチプライヤの機能とアーキテクチャ
3. MAX® 10エンベデッド・マルチプライヤ実装のガイド
4. MAX® 10のLPM_MULT(Multiplier)IPコア・リファレンス
5. MAX® 10のALTMULT_ACCUM(Multiply-Accumulate)IPコア・リファレンス
6. MAX® 10のALTMULT_ADD(Multiply-Adder)IPコア・リファレンス
7. MAX® 10のALTMULT_COMPLEX(Complex Multiplier)IPコア・リファレンス
A. MAX 10エンベデッド・マルチプライヤ・ユーザーガイドのアーカイブ
B. MAX® 10エンベデッド・マルチプライヤ・ユーザーガイドの追加情報
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1. MAX® 10エンベデッド・マルチプライヤ・ブロックの概要
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エンベデッド・マルチプライヤは、1つの18 x 18マルチプライヤまたは2つの9 x 9マルチプライヤのいずれかとしてコンフィギュレーションが可能です。18 x 18を超える乗算では、 Quartus® Primeソフトウェアは複数のエンベデッド・マルチプライヤ・ブロックを一緒にカスケードします。マルチプライヤのデータ幅に制限はありませんが、データ幅が大きくなると乗算処理が遅くなります。
図 1. 隣接するLABとカラムに配置されたエンベデッド・マルチプライヤ
デバイス | エンベデッド・マルチプライヤ | 9 x 9マルチプライヤ 1 | 18 x 18マルチプライヤ1 |
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10M02 | 16 | 32 | 16 |
10M04 | 20 | 40 | 20 |
10M08 | 24 | 48 | 24 |
10M16 | 45 | 90 | 45 |
10M25 | 55 | 110 | 55 |
10M40 | 125 | 250 | 125 |
10M50 | 144 | 288 | 144 |
M9Kメモリ・ブロックをルックアップ・テーブル(LUT)として使用して、ソフト・マルチプライヤを実装することができます。LUTには、低コストで高容量のDSPアプリケーション向けに、さまざまな深さと幅を持つ入力データの乗算からの部分的な結果を含みます。ソフト・マルチプライヤを使用することにより、デバイスで使用可能なマルチプライヤの数が増加します。
2 ソフト・マルチプライヤは乗算モードの和で実装されています。M9Kメモリ・ブロックは18ビット・データ幅でコンフィギュレーションされ、16ビットの係数をサポートします。オーバーフローを考慮して、係数の和には分解能の18ビットが必要です。
3 マルチプライヤの総数は、使用するマルチプライヤ・モードに応じて異なる可能性があります。